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13年のゴムホース需要見通し 生産量、出荷額とも減少予想

2013年01月14日

ゴムタイムス社

 2012年のゴムホース生産は、主要需要先の国内自動車生産が9月に入り、12ヵ月ぶりに減速傾向を示し、土木建設機械および工作機械の受注額も中国絡みの需要減と資源国向け需要が減少傾向に移り、この傾向がしばらく継続するものと予想されている。一般産業分野の設備投資意欲も全般的に回復基調にはなっておらず、日本ゴムホース工業会まとめによる年間生産量(見込み)は3万6390㌧、前年比2・0%増と、昨年年初予測を約3000㌧下回る結果となり、出荷金額は1370億円、同3・1%増となることが見込まれている。
 2012年の輸出入実績については、輸出は全体の55%を占めるアジア向けが、中国向けは停滞したものの前年対比10%増と順調に推移、その他地域向けも欧州向けを除いて順調に推移した結果、年間の総輸出額は450億円強、前年比約3%増が見込まれている。
 輸入実績は、昨年8月までの国内自動車用ホース需要増により、年間の総輸入額は130億円強、前年比約14%増の見通しとなっている。
 2013年の世界経済の成長見通しは、回復度合いが極めて不明瞭であり、米欧が苦戦する中で、世界経済の牽引役とされていた中国のかげりが更なる懸念材料。
 このような客観情勢下における日本経済の緊急課題は、政府主導による景気対策としての円高の是正およびデフレ対策。ゴム業界においては、不安定な実体経済を見据えながら需要動向へ機敏に対応する企業経営が重要視される。
 日本ゴムホース工業会では、2013年のゴムホースの生産予測をまとめたが、それによると、生産量は3万5100㌧、前年実績見込み比約4%減、出荷金額は1320億円、同約3%減とマイナス成長を予測した。
 同工業会予測の品種別需要動向は次の通り。