~PEA法・Q(t)法による空間電荷/電流解析から見るパワーデバイス・高電圧機器向け材料開発~
受講可能な形式
趣旨
近年、高温高電界下で動作する半導体素子が開発され、実用されているが、その性能をフルに発揮するためには、高温高電界下で優れた特性を発揮する高分子絶縁材料の開発が必要である。しかし、通常200℃を超えるような温度化で、数10kV/mmを超えるような高電界下で優れた絶縁性を発揮する高分子絶縁材料はほとんど開発されていない。このような絶縁材料を開発する場合、従来の規格に準じた試験法で材料を評価することは難しく、新たな指標となるような測定法が必要となるが、高温・高電界下で絶縁材料の特性を調査する手法は、あまり知られていない。一方、講演者は、パルス静電応力(PEA)法と呼ばれる手法により、高分子の空間電荷分布を測定する装置を開発しており、近年は高温における高電界下の測定装置も開発している。さらに電流積分電荷(Q(t))法と呼ばれる手法を用いて、電流特性の解析にも精通している。今回の講演では、これら測定法による高分子材料の高温高電界下における絶縁特性の調査例が紹介され、新たな材料開発のヒントが得られるものと考えられる。
受講対象者
高分子材料系の材料開発、特に絶縁材料開発に携わる方、高電圧を扱う電気機器開発において絶縁システムの設計を担当される方、電気電子機器開発において実装を担当される方
| 日時 | 2026年11月18日13:00~16:30 |
|---|---|
| アーカイブ視聴 | 2026年11月24日~2026年12月8日 |
| 講師 | 田中康寛(東京都市大学 理工学部 教授) |
| 講師略歴 | 1991年3月早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在東京都市大学理工学部機械システム工学科教授。2026年より同大学副学長。工学博士。主として有機高分子材料の高電界特性、特に空間電荷分布測定の研究に従事。 |
| 受講料 | 45000円 |
| 会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
| 主催会社 | ゴムタイムス社 |
| 配布方法 | PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
| お申込み | このセミナーに申込む |
| 注意事項 |
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プログラム
1.高分子絶縁材料を取り巻く環境と要求される機能 ―なぜ絶縁材料が重要か―
1-1. 直流送電用ケーブルを例として
1-2. 高電圧機器用絶縁材料を例として
1-3. 巻線被覆材料を例として
1-4. 半導体封止材料を例として
2.直流高電界下の高分子絶縁材料の電気的特性と絶縁性評価法
2-1. 直流高電界下で絶縁材料を流れる電流
2-2. 電流積分電荷(Q(t))法の原理
2-3. Q(t)法の測定
2-4. 空間電荷蓄積現象と電界分布
2-5. パルス静電応力(PEA)法の原理
2-6. PEA法の測定例
3.空間電荷の蓄積特性と問題点
3-1. ケーブル用絶縁材料(ポリエチレン)
3-2. モールド用絶縁材料(エポキシなど)
3-3. 巻線被覆用絶縁材料(ポリイミドなど)
4.劣化対策 ―コンポジット化などによる劣化対策の例-
4-1. ケーブル用絶縁材料(ポリエチレン)
4-2. モールド用絶縁材料(エポキシなど)
4-3. 巻線被覆用絶縁材料(ポリイミドなど)
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。