受講可能な形式
趣旨
本講演では、高分子の接着の基礎と、さまざまな表面手法と接着への影響,そして界面評価技術に関して、基本的な内容から最先端の研究の紹介に至るまでを取り上げます。
高分子の接着を理解するうえで、高分子の表面・界面の性質や構造の知見が必須となるため、高分子表面・界面の基礎から原理・応用を解説します。特に界面の評価は、接着を特徴づけるうえで非常に重要となるため、表面・界面の基礎や評価手法を紹介した後に、本講演のメインである接着の基礎から原理、そしていかに制御するかを具体的な研究事例を交えながら「なぜ、ものとものがくっつくのか?」「界面でどうなっているのか?」に対して、最先端の研究を紹介しながら説明をします。
接着の原理や理解はいまだ発展途上であり、現在進行形で研究が日々進んでおります。一方で、接着技術は工業的にも期待度が高く、さまざま検討がなされるものの原理や制御が難しいこともあり、多くの課題が残っています。本講演での接着の原理を理解することで、それらの課題解決に向けた足がかりとなる知見を習得できます。
受講対象者
高分子材料の接着に関して、基礎的な内容から最先端の表面処理技術や評価法までを取り上げます。大学学部の授業の高分子の知識があれば、十分に理解できる内容となります。
| 日時 | 2026年6月2日13:00~16:30 |
|---|---|
| アーカイブ視聴 | 2026年6月8日~2026年6月22日 |
| 講師 | 松本拓也(神戸大学 大学院 工学研究科) |
| 講師略歴 | 2010年 京都大学工学部工業化学科 卒業 2012年 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 修士課程 修了 2015年 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 博士課程 修了(DC2)および 博士(工学)取得 2015年~2021年9月 神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻 助教 2021年10月~ 現在 同 講師 2024年 トロント大学 客員教員 (6月~2025年1月) |
| 受講料 | 45,000円/1名(税別) |
| 会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
| 主催会社 | ゴムタイムス社 |
| 配布方法 | PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
| お申込み | このセミナーに申込む |
| 注意事項 |
※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。 ※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は、無料で「アーカイブ配信」を閲覧できます。振り返り学習に活用ください。 |
プログラム
1.高分子の表面・界面の基礎
2.高分子表面・界面の分子設計
3.高分子の接着の原理と基礎
4.高分子の接着性の評価法
5.高分子の接着界面の構造と接着性
6.高分子の接着界面の構造の評価手法
7.高分子の接着界面のラマン分光を使用した構造解析の例
7.1 ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の界面
7.2 高分子の融着界面
7.3 エポキシ樹脂/エポキシ樹脂接着界面
8.高分子の接着界面のX線CTを使用した構造解析の例
8.1 ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の界面
8.2 高分子の融着界面
9.高分子の表面処理と接着
9.1 プラズマ処理による接着性への影響
9.2 電子線処理による接着性への影響
9.3ポリオレフィンのプライマー処理の影響
9.4 ポリエーテルエーテルケトンの化学的表面改質と接着
10.高分子/高分子接着界面で発生する残留応力
11.結言
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。