~マクロからミクロそして戦略マップへの展開方法、その知財体制づくりと知財教育にかけて~
受講可能な形式
趣旨
特許情報解析は、これまで特許マップを使った手法を中心に解析が行われてきており、業界の技術トレンドや各社の特徴を見つけ出すため、有効に活用されてきました。そして、昨今もIPランドスケープ等に見られるように、その活用法は益々発展したものとなってきています。
本セミナーでは、基本となる特許マップ作成方法とその解析ノウハウを、具体的実例を用いてご紹介いたします。さらに研究・開発等に携わる皆様に役立つよう、ミクロマップの作製方法を通じて、研究テーマの創出、事業戦略に整合した知財戦略の策定、楽なマップ更新の仕方そして関係部署を巻き込んだ活動体制の作り方など具体的事例を用いて習得していただく予定です。
この機会にぜひご参加ください。
受講対象者
・化学(素材・材料)系企業の研究者・技術者・開発者・企画管理者
・特許や知財についての概要を把握した上で業務を進めていきたい研究開発部門の方
・知財戦略を立案・検討する立場の方 など
| 日時 | 2026年3月27日10:30~16:30 |
|---|---|
| アーカイブ視聴 | 2026年4月2日~2026年4月16日 |
| 講師 | 八角克夫(八角コンサルティンググループ 代表) |
| 講師略歴 | 1992年3月 東北大学大学院工学研究科博士課程前期修了(応用化学専攻) |
| 受講料 | 45,000円/1名(税別) |
| 会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
| 主催会社 | ゴムタイムス社 |
| 配布方法 | PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
| お申込み | このセミナーに申込む |
| 注意事項 |
※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。 ※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は、無料で「アーカイブ配信」を閲覧できます。振り返り学習に活用ください。 |
プログラム
0.ご挨拶
1.企業における特許情報解析の意義
1.1 特許情報は技術情報の宝庫
1.2 パテントマップの活⽤
1.3 IPランドスケープについて
2.パテントマップの基礎︓マクロマップ・ミクロマップそれぞれの特徴
2.1 ⾒える化の意義
2.2 ⽬的に応じたパテントマップの作成
2.3 マクロマップとミクロマップの概要:その違いや活⽤場⾯
3.マクロマップの基礎・テーマ発掘のヒントと提案
3.1 統計情報としてのマクロマップ(種類の紹介)
3.2 マクロマップ解析(手順と事例紹介)
3.3 回路基板用ポリイミド業界の解析と新規テーマ発掘(事例紹介)
(1) マクロ解析による絞り込み
(2) セミマクロ解析
3.4 マクロマップの限界
4.ミクロマップの基礎・テーマ発掘のヒントと提案
4.1 事業の優位性を確保するためのミクロマップ
4.2 重要な戦略データベースの作成
4.3 結果ありきから考える帰納的⽅法による作成
4.4 ゼロベースから考える演繹的⽅法による作成
4.5 テーマ発掘のヒントと提案
4.6 ミクロマップの楽な更新の仕⽅(デモ:講師による実演)
5.マップの応用としての簡単な事例紹介
5.1 戦略マップの基礎
(1) 事業戦略と知財戦略の整合
(2) リスクの予測とその回避方法
(3) 戦略のためのシナリオ(アクションプラン)
5.2 事例研究「リサイクルポリマー」事業について
(1) 事例研究の手順
(2) テーマ背景
(3) 事業戦略
(4) 特許情報解析
①マクロマップ解析
②ミクロマップ解析
(5) リスク対策
(6) 出願戦略
(7) 戦略マップ作成
(8) 戦略シナリオ
(9) さらに発展させるための着目内容
(10) さらに学びたい方へ
6. 戦略マップの組織体制と知財教育について
6.1戦略マップの組織体制
6.2 知財教育の重要性
6.3 発明サイドと知財部との連携
6.4 関係部署との連携のコツ
7. 皆者へのメッセージ
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。