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熱計算のための伝熱の基礎と Excelによる計算実習

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

 Excelを使って熱計算をしてみたい方に向けて、そのために必要な伝熱の基礎知識から実際の操作方法・留意点までを解説します。
熱計算に関する伝熱の基本的な事項を説明した後に、いくつかのケースについて、Excelによる計算シートを作成していただきます。最後に、物体の表面温度測定方法について、ちょっとしたテクニックや注意点、計算結果と実測結果の違いの検討方法などをまじえて紹介します。

受講対象者

日時 2016年1月15日10:30~17:00
講師 国立和歌山工業高等専門学校 知能機械工学科  准教授 工学博士 大村 高弘
講師略歴
受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円       *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 情報機構
配布方法
お申込み

プログラム

1.熱設計と伝熱計算
 1-1 熱問題への取り組み方の変化
 1-2 簡単に二次元、三次元の熱計算をしたいというニーズ

2.熱計算の効果と注意点
 2-1 熱計算の4つの効果
 2-2 熱計算の5つの注意点

3.必要最小限の伝熱基礎知識
 3-1 フーリエの法則
  3-1-1 フーリエの法則とは
  3-1-2 実際の現象と式の意味
 3-2 フーリエの法則から熱伝導方程式を導く
 3-3 ニュートンの冷却法則:その意味と式、および注意点
 3-4 熱伝達率:その意味と式、および注意点
  3-4-1 ヌセルト数Nuと実験式

4.プログラミングを必要としない簡単伝熱計算
  ~Excelを操作しながら~
 4-1 必要なExcel操作の説明
 4-2 フーリエの式とニュートンの式
 4-3 熱回路網法:その方法
 4-4 定常状態の場合とその差分式
 4-5 異なる材料を合わせた場合とその差分式
 4-6 流体との接触面の場合
 4-7 表面温度の計算には注意
 4-8 非定常の場合
 4-9 簡単伝熱計算の5つの手順:そのまとめ

5.意外に難しい表面温度測定
 5-1 そもそも温度を測るとは
 5-2 平衡・定常・非定常の概念図による解説
 5-3 温度の測り方とその注意点
 5-4 温度勾配が存在する部分についての考え方
 5-5 金属表面の温度測定の場合の留意点
 5-6 まとめ:表面温度測定の注意点とコツ・テクニック

<質疑応答・名刺交換・個別相談>

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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