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次世代光学材料に求められる高屈折率ポリマーの特性とそれらの分子設計

~ポリマーの屈折率の測定方法、高屈折率ポリマーの開発例、含硫黄ポリマー、特殊構造高分子とそれらの物理的特性、含テルルポリマーの合成と屈折率特性、含ヨウ素ポリマーの合成と屈折率1.8以上のマイクロプラスチックレンズ材料の可能性、屈折率変換材料の開発~

ゴムタイムス社

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趣旨

 光学デバイスの高性能化・小型化に伴い、熱硬化性、熱可塑性、UV 硬化性樹脂として用いられるポリマー材料には、従来を超える高屈折率化が求められている。
 眼鏡レンズ用途では屈折率 1.8 以上、マイクロプラスチックレンズでは 1.7 以上、さらに UV 硬化性樹脂では加工性や透明性を維持したまま 1.6 以上の達成が重要課題である。
 一方、高屈折率化は着色や物性低下を招く恐れがあり、実用化を見据えた総合的な材料設計が不可欠である。
 本講演では屈折率の基礎と測定法を概説し、ローレンツ–ローレンツ式に基づく分子設計指針を示す。さらに、硫黄、テルル、ヨウ素を導入した高屈折率ポリマーについて、合成例と物性評価を通じてその有効性を紹介する。

受講対象者

企業の研究開発者や有機化学・高分子化学・光化学などの基礎的知識知識のある方

日時 2026年6月12日13:00~16:30
講師 工藤宏人(関西大 化学生命工学部 教授 博士(工学))
講師略歴
学歴・学位

2000年 東京工業大学大学院総合理工学研究科 物質電子化学専攻 博士課程修了【博士(工学)】

職歴
山形大学大学院 ベンチャービジネスラボラトリー 講師、神奈川大学 工学部准教授を経て、2012より 関西大学化学生命工学部 化学・物質工学科 准教授、2016年4月〜現在 関西大学教授(現職)、ラドテック研究会元理事、フォトポリマー学会理事、大阪ニュークリアサイエンス参与

受賞歴
2007年 高分子学会「日立化成賞」(環状オリゴマーを基盤とした光機能性材料の研究)。
2012年 合成樹脂工業協会学術奨励賞(UV硬化性ハイパーブランチポリマーの開発)。
2019年 合成樹脂工業協会学術賞(新規硬化反応による高性能ネットワーク構造創製)
受講料 45,000円/1名(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
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プログラム

1.ポリマーの屈折率の測定方法
  1-1 屈折率の原理
  1-2 アッベ数
  1-3 測定方法

2.高屈折率ポリマーの開発例
  2-1 プラスチックレンズ材料の開発例
  2-2 ストランドの作成方法
  2-3 マイクロレンズへの応用

3.含硫黄ポリマー
  3-1 合成法
  3-2 性質
  3-3 屈折率制御

4.特殊構造高分子とそれらの物理的特性
  4-1 ケイ素元素を有する高密度なポリマーの合成
  4-2 屈折率特性


5.含テルルポリマーの合成と屈折率特性
  6-1 合成法
  6-2 屈折率と性質

6.含ヨウ素ポリマーの合成と屈折率1.8以上の

  マイクロプラスチックレンズ材料の可能性
  7-1 合成法
  7-2 屈折率と性質

7.屈折率変換材料の開発
  8-1 合成法
  8-2 屈折率変換の原理
  8-3 測定

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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