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プラスチック溶着技術の基礎と応用

ゴムタイムス社

受講可能な形式

【リアルタイム&アーカイブ視聴】

趣旨

 プラスチックは軽量で安価であるため、食品の包装、自動車部品を始めとして、色々な分野で使用されている。

 そのための接合方法もビスやボルトを利用した締結、接着剤を使用した接着、両面テープを用いた貼り付け、プラスチックを加熱・溶融して接合する溶着などの各種方法が適用されている。

 今回は、主に熱だけでプラスチックを接合できる溶着に絞って、そのメカニズム、特徴、適用例などについて説明する。溶着法としては、目的に合わせて熱板溶着、振動溶着、スピン溶着、高周波溶着などが使用されてきたが、最近は熱影響が少なく瞬時に接着できる超音波接着が良く適用されるようになってきた。更に、新しい接合技術として、レーザを使ってプラスチックと金属材料を異材溶接することも可能になった。また、摩擦攪拌接合や電磁成形による接合も試みられている。

 本セミナーでは、プラスチックの各種溶着技術の原理を含めた基礎、特徴(メリット、デメリット)、応用事例などについて詳細に説明する。また、筆者の超音波接合研究してきた専門的な内容の紹介、更にレーザを用いたプラスチック/鉄鋼材の異材溶接、摩擦攪拌や電磁成形の異材接合についても最新技術動向を紹介する。現場の技術者も理解できるように分かりやすく説明したい。

受講対象者

自動車、車両、航空機、電気製品・電子部品メーカの現場の技術者、設計技師

日時 2026年7月23日10:30~16:30
アーカイブ視聴 2026年7月29日~2026年8月12日
講師 園家啓嗣(ソノヤラボ株式会社代表(元山梨大学教授))
講師略歴

1977年 大阪大学大学院修士課程修了

1977年 石川島播磨重工業株式会社勤務

2006年 産業技術総合研究所客員研究員兼任

2007年 芝浦工業大学教授

2009年 山梨大学教授

2017年 ソノヤラボ株式会社 代表

      現代に至る

受講料 45,000円/1名(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 冊子のテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
お申込み このセミナーに申込む
注意事項 ※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。
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プログラム

1. プラスチック接合技術の概要
1.1 プラスチックとは
(1) 結晶性プラスチック
(2) 非結晶性プラスチック
(3) 半結晶性プラスチック
1.1.1 熱可塑性プラスチック
1.1.2 熱硬化性プラスチック
1.2接合技術の概要
1.3プラスチック接合技術の種類
1.3.1締結
1.3.2貼り付け
1.3.3接着
(1)表面クリーニング
①プラズマクリーニング
②レーザクリーニング
(2)主なプラスチックの接着剤接合法
(3)プラスチックの新しい接着技術
①電磁接着法
②超音波接着法
③大気圧プラズマ処理を用いた難接着樹脂同士の直接接合
④高圧の二酸化炭素を用いた樹脂溶着技術
a) 実験方法
b) 実験結果
c) まとめ
1.3.4溶着
(1)溶着の概要と特徴
1.3.5プラスチックの熱板溶着
(1)熱板溶着の原理と特徴
(2)熱板溶着の適用例
(3)プラスチックのコテ式溶着
(4)熱板溶着の強度に及ぼす溶着条件の影響
①試験片作製と実験方法
②結果および考察
1) 界面組織
2) 加熱温度の影響
3) 押し込み速度の影響
4) 溶着圧力の影響
5) 溶着界面組織と溶着強度の関係
3.1.6 プラスチックの熱風溶着
(1)メカニズム
(2)特徴
3.1.7 プラスチックの高周波溶着
(1)メカニズム
(2)特徴
1.3.8 プラスチックの超音波溶着
(1)超音波溶着機
(2)超音波溶着の原理
(3)溶接方法
(a)直接超音波溶接法
(b)伝達超音波溶接法
(c)上下駆動式超音波溶接法
(d)溶接チップ対を用いた超音波溶接
(4)超音波溶着の溶接以外への適用
(5)超音波溶着の適合性
(6)超音波溶着の応用例
1.3.9 プラスチックの振動溶着
(1)振動溶着の原理
(2)振動溶着の特徴
(3)振動溶着の適用事例
1.3.10 プラスチックのスピン溶着
(1)ポリエチレン管へのスピン溶着適用
(a)本手法の概要
(b)継手性能
(c)配管施工への適用
1.3.11プラスチックのレーザ溶着
(1)レーザ溶着の原理
(2)レーザ溶接の特徴
(3)透明プラスチック同士の溶着方法
(a)概要とポイント
(b)レーザ溶着適合性
(c)レーザ溶着強度
1.3.12プラスチックと金属の異材接合
(1)プラスチックと金属のLAMP接合
①LAMP接合の概要
②実験方法
③実験結果
a) LAMP接合継手の外観
b) 引張せん断強度
c) LAMP接合の現象
d) 接合性に及ぼすレーザ照射条件の影響
e) 溶接速度の影響
f) LAMP接合のメカニズム
g) まとめ
(2)SUS304とCFRTPのLAMP接合
①供試材料
②実験方法
③実験条件
④実験結果
a) 外観および断面組織
b) 継手の強度
(3) プラスチックと金属の摩擦攪拌点接合
(a)接合メカニズム
(b)実験方法
(c)実験結果
①温度測定結果
②引張せん断試験結果
③界面の組織
(d)まとめ
(3) プラスチックと金属の電磁成形接合
(a)接合のメカニズム
(b)実験方法
(c)実験結果
①接合面の表面加工の影響
②接合強度
③接合界面の形態
④各種材料の静的強度
⑤SUS304/CFRP接合材の疲労強度
⑥CFRPと金属の異種材の結合形態
(d)まとめ
(4)プラスチック溶射
(a)溶射の原理
(b)溶射の特徴
(c)溶射法の種類
(d)プラズマ溶射によるプラスチック表面への金属コーテイング
①概要
②実験方法
③実験結果
a) 金属溶射皮膜の外観とXPD結果
b) 銅皮膜の表面および断面組織
c) 銅皮膜の硬さ
④まとめ

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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