~金属部品の樹脂化の狙い・材料評価・選定時のポイント、樹脂化設計のポイント、成形法、金型、品質保証、金属部品の樹脂化適用例、今後の動向―金属と樹脂の複合化(マルチマテリアル化)~
受講可能な形式
趣旨
カーボンニュートラル対応として自動車産業では部品の軽量化によるCO2排出削減・EV化が加速しており、情報通信端末や産業機器においても軽量化・小型化の実現が必須になっている。また顧客のデザインニーズの多様化もあり、洗練されたデザインの実現が必須である。
これらの課題解決のために、金属部品の樹脂化、金属と樹脂の複合化部品・製品の検討・実用化が進展している。さらに金属と樹脂の複合化部品では、防塵性・防水性の確保も不可欠になっている。
本講習会では、金属代替樹脂の選定、部品設計、金型設計・製作、金型製作、成形、ならびに品質評価時の留意点、製品適用事例について解説する。
受講対象者
・プラスチックによる金属部品の軽量化を担当している若手製品設計・生産技術者、製品企画担当者
・プラスチック製品の高付加価値化を検討している若手製品設計・生産技術者
日時 | 2025年11月21日13:00~16:30 |
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アーカイブ視聴 | 2025年11月27日~2025年12月11日 |
講師 | 大塚正彦(大塚技術士事務所 所長) |
講師略歴 | 1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。 |
受講料 | 45,000円/1名(税別) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
配布方法 | PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
お申込み | このセミナーに申込む |
注意事項 |
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プログラム
Ⅰ.金属部品の樹脂化の狙い、材料評価・選定時のポイント
1.金属部品の樹脂化の狙い
2.金属代替材料評価・選定時のポイント
①CFRTP・GFRPの特徴
②GFRTP・GFRPの特徴
③その他複合強化樹脂の特徴
Ⅱ.樹脂化設計のポイント
1.樹脂部品設計時のポイント
2.設計検討内容
3.設計検討事例
Ⅲ.成形法
1.各種成形法の特徴
2.CFRTP・GFRPの成形法
3.GFRTP・GFRPの成形法
4.その他複合強化樹脂の成形法
Ⅳ.金型
1.金型材質選定
2.圧縮成形金型構造・特徴
3.トランスファー成形金型構造・特徴
4.射出成形金型構造・特徴
Ⅴ.品質保証
1.短期性能試験
2.長期性能試験(加速試験による寿命予測)
Ⅵ.金属部品の樹脂化適用例
1.自動車部品
2.光学機器
3.産業機器
4.治工具
Ⅶ.今後の動向―金属と樹脂の複合化(マルチマテリアル化)
1.成形法
2.適用事例
Ⅷ.まとめ
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。