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ビトリマー(結合交換性架橋樹脂)の基礎、分子設計と最新開発トレンド

〜原理・物性評価から既存樹脂のビトリマー化、複合材料・イオン伝導性への応用展開まで〜

ゴムタイムス社

受講可能な形式

【リアルタイム&アーカイブ視聴】

趣旨

 ビトリマーは、架橋密度を維持したまま結合交換反応が進行する動的架橋樹脂であり、熱硬化性樹脂の高い強度・耐熱性と、熱可塑性樹脂の成形加工性を併せ持つリサイクル性材料として注目されている。この結合交換性に由来して、再成形性・自己修復性・リサイクル性といったサステナブル機能が発現するため、樹脂循環やカーボンニュートラルの観点から関心が高まっている。本セミナーでは、まず架橋樹脂の基礎とビトリマーの定義・原理を整理し、従来の熱硬化性・熱可塑性樹脂との違いを明確にする。次いで、結合交換反応の種類、ネットワーク構造制御といった分子設計の考え方と、粘弾性・力学物性の評価および制御手法を解説する。さらに、実用化に向けた世界的な開発トレンドと課題を紹介する。後半では、演者が取り組むイオン伝導性ビトリマーを取り上げ、高分子イオン液体を利用した設計指針と最新成果を紹介する。

受講対象者

架橋樹脂・エラストマー・複合材料の研究開発に携わる方、樹脂のリサイクル・自己修復・接着に関心のある方。高分子材料の初学者から新規材料探索に取り組む技術者・研究者まで幅広く対象とします。

日時 2027年1月20日13:00~16:30
アーカイブ視聴 2027年1月26日~2027年2月9日
講師 渡邉 貴一(岡山大学 学術研究院環境生命自然科学学域 准教授)
講師略歴
2014年岡山大学大学院自然科学研究科修了、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、東京大学生産技術研究所特任研究員、岡山大学助教を経て、2025年より同大学准教授。2025年よりJSTさきがけ研究者を兼任。
受講料 45000円
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
お申込み このセミナーに申込む
注意事項 ※アーカイブ配信のみご希望される方は「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】をお選びください。
※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は無料で「アーカイブ配信」も閲覧できます。振り返り学習に活用ください。

プログラム

1.はじめに:架橋樹脂の基礎と課題

(1)熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の違い

(2)架橋構造がもたらす物性

(3)架橋樹脂のリサイクルにおける課題と社会的背景

2.ビトリマーとは

(1)動的共有結合と結合交換反応の概念

(2)結合交換型(associative)と解離型(dissociative)CANの違い

(3)熱硬化性樹脂・熱可塑性樹脂との位置づけの比較

(4)トポロジー転移温度(Tv)とレオロジー挙動

3.ビトリマーの物性的特徴と機能

(1)応力緩和・クリープ挙動と粘度のアレニウス則

(2)耐溶剤性・膨潤挙動

(3)再成形性・リサイクル性

(4)自己修復性・接着性・形状記憶性

(5)評価・分析方法(レオロジー、DMA、膨潤試験など)

4.ビトリマーの分子設計と物性制御

(1)代表的な結合交換反応(エステル交換、ビニロガスウレタン、イミン、ジスルフィド、ボロン酸エステル、シロキサンなど)

(2)触媒設計と無触媒化のアプローチ

(3)架橋密度・骨格設計による物性制御

(4)フィラー添加・複合化による物性制御

(5)既存樹脂のビトリマー化(エポキシ、ポリウレタン、ゴムなど)

5.ビトリマー開発の最近のトレンド

(1)国内外の研究開発動向

(2)CFRPなど複合材料への応用

(3)実用化に向けた課題

6.イオン伝導性ビトリマーへの展開

(1)高分子イオン液体の基礎

(2)イオン伝導性ビトリマーの分子設計

(3)イオン伝導性と力学物性の両立

(4)演者らの最新研究成果

7.まとめ

(1)ビトリマー研究の今後

(2)実材料へ適用する際の注意点

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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