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ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・市場と高機能化技術トレンド

~光学フィルムを構成するフォトニクスポリマーの概要、ディスプレイ光学フィルムの基礎と市場、今後のディスプレイに向けた光学フィルムの応用~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

【リアルタイム&アーカイブ視聴】

趣旨

 ディスプレイ向け光学フィルムは、液晶ディスプレイをはじめとして欠かせない機能を果たしており、全世界で数兆円(年間)という巨大な市場を形成しています。当セミナーでは、現在の光学フィルム技術の基礎を把握したうえで、将来のトレンドを展望します。

 まずは光学フィルムおよびそれを構成するフォトニクスポリマーの光学的機能や基礎原理について解説を行います。講師の専門である「フッ素化学」が果たす役割についても紹介いたします。次に、各種光学フィルムの基礎原理・特徴や、技術・市場動向等について触れます。最後に、今後の有機EL、マイクロLED 、車載ディスプレイやスマートグラスなどへの光学フィルムの応用の可能性について紹介いたします。

受講対象者

光学フィルムや光学用樹脂(フォトニクスポリマー)の技術開発者、あるいはそれらを活用するデバイス開発者。および光学フィルム関連のマーケティング担当者。

日時 2026年2月5日13:00~16:30
アーカイブ視聴 2026年2月11日~2026年2月25日
講師 青崎耕(株式会社FTーNet 代表取締役)
講師略歴

AGC株式会社(旧社名:旭硝子)化学品カンパニー
 1979年~1989年、 工場(鹿島、千葉)の生産技術部門
 1989年、中研転属、透明フッ素樹脂「サイトップ」の開発リーダー、
 1992年、世界初の連続ウェット法による反射防止フィルムを開発、上市
 1996年、本社転属、PDP用光学フィルターを開発、上市 (BU長)
 2002年、新事業推進部 (開発リーダー、マーケティングリーダー、プロダクトマネージャー)
 2018年4月 定年退職(62歳)
株式会社FT-Net
 2018年6月 代表取締役社長
・公的受賞
  日本化学会 化学技術賞(2001年)
  日本化学工業協会 技術特別賞(2005年)

受講料 45000円/1人(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
お申込み このセミナーに申込む
注意事項 ※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。
※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は、無料で「アーカイブ配信」を閲覧できます。振り返り学習に活用ください。

プログラム

1.光学フィルムを構成するフォトニクスポリマーの概要
 1-1.光学機能とフォトニクスポリマーの分類
 1-2.フォトニクスポリマーの個別紹介(分子構造、光学特性)
    PMMA、PC、PS、PET、PVA、TAC、COP、PI等
 1-3.フッ素系フォトニクスポリマーの活用(役割、付与される機能・特性等)

2.ディスプレイ光学フィルムの基礎と市場
 2-1.フラットパネルディスプレイ及び光学フィルムの歴史・変遷
 2-2.ディスプレイ光学フィルムの種類・機能と市場動向
 2-3.ディスプレイ光学フィルムの原理と特徴(個別紹介)
   ・偏光板(位相差、直線偏光、円偏光、楕円偏光)
   ・反射防止フィルム(光学薄膜による多層コート原理)
   ・輝度向上フィルム
   ・複屈折制御フィルム(複屈折ゼロ、超複屈折)
   ・その他のディスプレイ光学フィルム

3.今後のディスプレイに向けた光学フィルムの応用
 3-1.ディスプレイに共通する光学フィルムの技術トレンド
   ・フレキシブル
   ・指紋付着防止(防汚)
   ・モスアイ反射防止
   ・ナノインプリント
   ・触覚フィードバック技術など
 3-2.光学フィルムの今後の応用の可能性
   ・車載用ディスプレイ
    (大型化、曲面化、透明化、電子ミラー、ヘッドアップディスプレイ等)
   ・量子ドット
   ・有機ELディスプレイ
   ・マイクロLEDディスプレイ
   ・スマートグラス(AR、MR、VR)の最新動向

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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