~シリコーンの基礎、シランカップリング剤の基礎、シランカップリング剤の反応メカニズム、一般的シランカップリング剤の応用例、一般向け新規シラン化合物と特徴、シランカップリング剤のゴムへの適用~
受講可能な形式
趣旨
シランカップリング剤は無機物と有機物の両方と反応する官能基を1つの分子に含んでいて、両者を化学的に“カップリング”する機能を持つ。その為、非常に有用であるが、その反応は複雑で、反応メカニズムを理解して、正しく用いないと効果を発揮できない。
本セミナーではこのカップリング剤の反応メカニズムを詳しく説明し、使用方法や注意点を説明する。また、保管方法やその他の応用ポイントも説明する。また使用例として、ゴムのシリカ配合技術、塗料、シーラント、プラスチック、電線等その他について説明する。最新のカップリング剤についても説明する
受講対象者
シランカップリング剤を使用する方
シランカップリング剤の反応メカニズムを学びたい方
ゴムの配合設計者
日時 | 2025年10月9日10:30~16:30 |
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講師 | 中北一誠(ザイミックス株式会社 代表取締役) |
講師略歴 | 1987年東京農工大学工学部卒業後、横浜ゴム、住友ゴム等にて |
受講料 | 45,000円/1名(税別) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
配布方法 | 冊子のテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
お申込み | このセミナーに申込む |
プログラム
1.自己紹介
2.シリコーンの基礎
(1)Si-O結合の性質
(2)シリコーンの製造方法
(3)シリコーン化合物としてのシランカップリング剤
3.シランカップリング剤の基礎
(1)シリコーンとシランの違い
(2)シランカップリング剤の製造方法
(3)シランカップリング剤の基本構造
4.シランカップリング剤の反応メカニズム
(1)加水分解、脱水縮合の反応メカニズム
(2)反応速度に影響する5因子
(4)有機官能基の反応
5.一般的シランカップリング剤の応用例
(1)グラスファイバー
(2)接着剤、プライマー
(3)粒子の表面処理
(4)ポリエチレンの架橋、電線、ホースへの適用
(5)ウレタンの変成、シーラントへの適用
(7)シランの安定化方法60分間
6.一般向け新規シラン化合物と特徴
(1)オリゴマーシラン、塗料への使用例
(2)多官能シラン、ヒートシール材への使用例
7.シランカップリング剤のゴムへの適用
(1)シランカップリング剤のゴムへの適用技術
(2)タイヤ用シランカップリング剤
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。