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シランカップリング剤の基礎と反応、処理層、表面被覆状態の解析

~複合材料の特性は界面で決まる、シランカップリング剤の反応、Interphase形成による複合材料の高性能化、さらなる界面のコントロール、最近のトピックス~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

【リアルタイム&アーカイブ視聴】

趣旨

 シランカップリング剤は、表面改質や界面の接着に困ったら誰もが使う定番である。シランカップリング剤がこのように重宝される理由は、演者らの最近の研究から適当に使ってもある程度効果が得られることにある。しかし、界面や表面での化学反応、形成されるシランカップリング剤処理層の構造等を知って使うことにより、最大限の効果が得られる。
 この表面や界面のシランカップリング剤の構造は完全なブラックボックスであったが、演者らの成果でシランカップリング剤による表面や界面がどこまで分析できるようになったのか?そこから見えた表面や界面の真の姿は?高性能化のために表面や界面をいかにコントロールすべきか?等について解説したい。
 パルスNMRは品質管理等に使われるのがメインであったが、演者らが種々の解析手法を開発してシランカップリング剤による表面や界面のキャラクタリゼーションに活用してきた。
 何がどこまで分るかも解説する。

受講対象者

シランカップリング剤を使って困られている方、これから使おうとされている方。
予備知識不要で分るように解説します。

日時 2026年6月5日10:30~16:30
アーカイブ視聴 2026年6月11日~2026年6月25日
講師 中村吉伸(大阪工業大学工学部応用化学科 客員教授)
講師略歴

1983年 神戸大学大学院 自然科学研究科博士課程修了
1997年まで日東電工(株)勤務
1997年より大阪工業大学助教授
2002年より教授
2019年退職 特任教授に
2025年より 客員教授に

受講料 45,000円/1名(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
お申込み このセミナーに申込む
注意事項 ※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。
※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は、無料で「アーカイブ配信」を閲覧できます。振り返り学習に活用ください。

プログラム

1.複合材料の特性は界面で決まる

 1.1 界面をいかに利用するか

 1.2 シランカップリング剤の分子構造と界面相互作用

 1.3 活用の実際 半導体封止樹脂を例に

.シランカップリング剤の反応

 2.1 加水分解反応

  ・反応速度に影響する因子

  ・メトキシ基とエトキシ基の違い

 2.2 重縮合反応のコントロール

  ・pHや分子構造の影響

  ・AFMで見た処理層

 2.3 インテグラルブレンド法での縮合反応解析

 2.4 精密にSAM形成をコントロールするために

 2.5 無機表面との反応~表面の影響

  ・反応性に影響する因子

 2.6 無機表面との反応~表面の影響

  ・アルコキシ基が表面と反応しなくてもOK

 2.7 加水分解なしでも反応する?

.Interphase形成による複合材料の高性能化

 3.1 ヘアー構造,ネットワーク構造

 3.2絡み合いとIPNの効果

 3.3 パルスNMRによる処理層とInterphaseの解析

 3.4 前処理 vs インテグラルブレンド法

 3.5 エポキシ樹脂の吸水率と強度

  ・界面 vsバルクの効果

 3.6 炭酸カルシウムを補強性フィラーに

 3.7 剥がれる界面の活用

.さらなる界面のコントロール

 4.1 TG分析による処理層の構造解析

 4.2 化学吸着分子を増やすためには

  ・粒子表面でのオリゴマー形成

  ・オリゴマーを使う効果

  ・長鎖タイプの効果

.最近のトピックス

 5.1 シランカップリング剤は多機能化

 5.2 文化財修復とシランカップリング剤

 5.3 第一原理計算の有用性

 

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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