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カーボンナノチューブ(CNT)複合材料の分散技術と機能性向上の最新動向

~CNTの特徴、分散と分配、成形加工、用途~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

【リアルタイム&アーカイブ視聴】

趣旨

カーボンナノチューブは、優れた特性を持つナノ材料であり、さまざまな分野での応用が期待されています。
近年では特に電極材料としての大量利用が進んだことにより、合成技術が大きく進歩し、価格も実用化可能なレベルにまで下がってきました。
一方で、繊維状という特異な構造を持つため、その機能を十分に発揮させるには、分散、複合化、成形加工といった各工程で、カーボンナノチューブに適したプロセスの開発が欠かせません。
本セミナーでは、カーボンナノチューブの性能を最大限に引き出すためのプロセス技術と、応用展開の方向性について、わかりやすくご紹介します。

受講対象者

カーボンナノチューブの活用を検討している方。

過去に使用したが十分な性能が得られなかった方。

導電性や機械特性に優れた材料に関心のある方。

日時 2025年11月13日10:30~16:30
アーカイブ視聴 2025年11月19日~2025年12月3日
講師 阿多誠介(産業技術総合研究所化学プロセス研究部門機能材料プロセス研究グループ 研究グループ長)
講師略歴

大学院修了後、2010年より産業技術総合研究所に勤務。
NEDOプロジェクトや企業連携を通じてCNTの実用化研究に従事。
2019年には独フラウンホーファー研究所に1年間滞在し、CNT研究を実施。

受講料 45,000円/1名(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
お申込み このセミナーに申込む
注意事項 ※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。
※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は、無料で「アーカイブ配信」を閲覧できます。振り返り学習に活用ください。

プログラム

1  はじめに
1-1        CNTの特徴
1-2        CNTの合成法による違い
1-3        実用化に適したCNTとは?

2  分散と分配
2-1        CNTに適した分散手法
2-2        分散の基本指針
2-3        分散状態の評価

3  成形加工
3-1        ゴム材料の成形加工
3-2        射出成形における課題

4  用途
4-1        導電性を生かした用途
4-2        熱伝導性は上がるのか?
4-3        酸化防止剤料としてのCNT

5  まとめ

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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