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樹脂/金属接着メカニズムと制御・解析のための分析評価法

ゴムタイムス社

趣旨

あらゆる工業分野で、接着技術は必要不可欠なものの一つとなっており、特に樹脂/金属に代表される異種接着は様々な用途、場面で用いられている。例えば、文字通りの接着はもちろん、メッキや塗膜などの膜形成も接着技術の応用であると言える。すなわち、材料特性や製品性能を左右するのが接着技術であり、接着技術を支配することはあらゆる分野の基盤であると言える。そして、その接着と表裏一体のものとして扱わなければならいのが剥離である。接着や剥離現象は表面や界面の現象であるが、その重要度にもかかわらず表面や界面の真の姿を知ることは容易ではない。本講演では、接着・剥離のメカニズムとその制御における表面・界面の真の姿を知るためのアプローチ法と分析、解析の方法を中心にして、重要となる分析手法の原理や特徴も含めて事例も交えながら詳細に解説を行う。

日時 2016年07月28日10:30~16:30
地域 東京都
会場 江東区産業会館 第1会議室 会場地図
講師 ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏 大阪大学工学部 招聘研究員
受講料 非会員: 49,980円(税込)
主催会社 R&D支援センター
お申込み

プログラム

1.接着とは?
  1-1 接着と粘着
  1-2 接着を生むもの
2.接着に支配される現代社会
  2-1 接着を支配するもの
  2-2 膜・界面、そして、現代技術を支配する表面
  2-3 接着関与因子と評価法
3.接着・剥離分析の考え方
  3-1 接着分析の分類
  3-2 接着分析のパターン
  3-3 接着・剥離過程の解析
  3-4 剥離原因の分類
4.表面とは?
5.問題解決アプローチ

  5-1 剥離の観察
  5-2 剥離状態の解析
  5-3 代表的要因別アプローチ
  5-4 複合要因の分離
  5-5 加速試験
  5-6 例えば、シランカップリング剤を例に視るべきポイント、
     解析の難しさと障害、シランカップリング反応、など
6.表面分析成功のキーポイント
  6-1 表面分析の心構え
  6-2 試料の取り扱い
7.代表的分析手法
  7-1 化学構造・官能基解析
  7-2 構造解析、反応解析のための代表的分析手法
  7-3 化学構造・官能基解析
  7-4 表面分析の分類
  7-5 表面・微小部の代表的分析手法
  7-6 化学構造を知る
  7-7 形態を知る
  7-8 物性を視る
  7-9 組成を知る
  7-10 接着(剥離)強度評価
8.界面分析
  8-1 界面評価の重要性と課題
  8-2 接着における界面の重要性
  8-3 界面分析
  8-4 従来法と問題点
  8-5 精密斜め切削法
9.解析の実例
  9-1 PI/Cu/Si界面の解析
  9-2 UV照射と接着
  9-3 気相化学修飾法による官能基定量結果
  9-4 構造変化の深さ方向解析
10.仮説思考による研究開発と問題解決
  10-1 仮説モデルの構築
  10-2 仮説の証明と分析
  10-3 課題解決・研究開発とは
  10-4 接着の実現・剥離の解決
11.質疑