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【大阪開催】二軸押出機での分散性向上とスケールアップ技術での課題

~スケールアップの必要のない分散技術の開発・新素材における新しい分散概念~

ゴムタイムス社

趣旨

 実験機では出来たけど、実機で同じ品質が出ない。これまでの多くの技術者が抱える問題点です。
スケールアップは、スケール比で押出量などが得られる技術ですが、こと分散品質に関しては、同じ品質レベルを実現することが目的となります。これを品質のスケールアップと呼んでいます。
従来、スケールの異なるせん断分散機では、同一品質にならないことが、既に理論的に実証されています。しかし、何とかしたいという法則(これを緩和則と呼んでいる)を作り出して、当たらずとも遠からず程度の同一レベル品質を達成する技術が解明されてきました。講演者は、長らくこの技術開発に取り組んできましたが、実践した有力な緩和則の詳細を説明します。
さらに、講演者は、ここ20年ほどスケールアップの必要のない分散技術の開発に取り組んでいます。従来のせん断分散の技術を超える新しい分散技術のことですが、近い将来、われわれはせん断応用技術からの脱却が必要であろうと感じているからです。
このあたりの詳細技術も合わせて説明します。聞いていただく方々の近未来の技術展開に大きな参考になるものと考えています。

日時 2016年06月23日13:40~16:50
地域 大阪府
会場 関テレ扇町スクエア3F メビック扇町 交流スペース会議室2【大阪・北区】 会場地図
講師 (有)エスティア 代表取締役 橋爪 慎治 氏
受講料 27,000円(税込、テキスト費用を含む)
主催会社 AndTech
お申込み

プログラム

1. せん断流動分散では、なぜ品質相似が難しいか
 1-1 スケールアップ
  ➀Filler分散で品質に係わる理論的相似則が応用できない理由
  ②緩和則の応用:新しい分散パラメータの導入
  ➂品質方程式と品質スケールアップの実体験
   ・FWI(落下強度)の品質スケールアップの実際
   ・LDPEへCBを分散する品質スケールアップの実際
  ④有効混練時間の考え方
   T関数、真空混練技術
 1-2 相似則を応用した2軸押出機の操作特性
  ①せん断品質平面と品質等価曲線
  ②各種材料に対する品質等価曲線の特性

2. 伸長流動分散では、ほぼ均一分散ができる
  ➀Capillary numberの応用
  ②均一分散の実際
  ③伸長流動分散の紹介
   ・Nylon中へHDPEの分散
   ・2種エラストマーの分散
・HDPE中へHMWPEの分散
 ④伸長流動分散装置、押出機

3. 分散における不均一性内在技術と、内在しない技術
 ①内在技術:せん断流動分散
  ②ほぼ内在しない技術:Alloy系伸長流動分散
                compound系スラリー分散技術
 ③全く内在しない技術:プルトルージョン技術、In situ法など

【質疑応答 名刺交換】

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