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ゴム金型技術の基礎と効率的な成形のための課題解決

~ゴム金型による生産性向上・品質改善・成形トラブル対策~

ゴムタイムス社

趣旨

 ゴム金型が、金型全体の需要の中で占める比率は低く、また、それぞれのモールダーのゴム金型に対するニーズが多様であり、各企業のノウハウに負うところが大きいこともあって、プラスチック、プレス、ダイカストなどの金型分野では様々に刊行されている出版物や技術資料が、ゴム金型においては、これまで、ほとんど世上で見ることがなかったように思います。さらに、この分野は技術交流の場も乏しいことから、極めてクローズな技術領域となっているようです。

 ゴム成形においても、金型は直接、製品を生み出す不可欠な生産ツールとして多機能化しており、それぞれの要素技術を高める上で様々な課題を明らかにして解決に取り組んでいく必要があります。

 本セミナーでは、ゴム金型の基本計画から設計に至るプロセスの概要を紹介するとともに、効率的なゴム成形に向けて、歩留り向上・真空内での成形・バリなし成形・短時間加硫・自動離型・型汚れ抑止・金型洗浄など、ゴム金型特有の課題解決のための金型技術の要点や対処法についてわかりやすく解説します。

 本セミナーがゴム金型固有技術の波及に少しでも役立つようであれば幸いに思います。

受講対象者

◎ゴム関連企業において成形加工や金型技術に携わる方々
◎金型メーカーの技術者や金型向けの表面処理などを扱う方々
◎ゴム成形に新たに参入される異業種の技術・製造担当の方々
◎ゴム金型をより理解しようとされている製品・材料開発、営業などの部署の方々

日時 2019年07月05日10:30~16:30
地域 東京都
会場 森下文化センター3F 第2研修室 会場地図
講師 上嶋 桂二((一社)日本ゴム協会 金型研究分科会 副主査 (元・豊田合成㈱))
講師略歴
受講料 45000円/1人(税別)
主催会社 ゴムタイムス社
お申込み このセミナーに申込む

プログラム

1. 金型の概況と成形法
(1) 金型の概況  
 a.金型とは  b.ゴム金型で作るもの  c.成形後の二次加工  d.業界の動向
(2) 金型を用いた成形法
 a.成形法の進展 b.各種成形法、特徴、比較 c.成形機

2. 金型の基本計画~設計
(1) 金型のライフタイムプログラム
 a.金型のプラン~完成までのワークフロー   b.金型の評価指標
(2) 金型の基本計画
 a.金型の骨子(成形法・成形機種・取数・収縮率など)  b.製品設計への提案
(3) 金型設計
 a.全体構成、設計手順 b.材料セット、ランナーゲート c.エアーベンティング
 d.パーティング e.金型加熱 f.離型 g.案内、位置決め h.強度計算
(4) 金型材料
 a.金属材料概要 b.金型材料 c.ゴム金型用材料
(5) 金型表面処理
 a.表面処理概要 b.ゴム金型における各種表面処理法

3. 金型の機能性向上
(1) ゴム金型の機能と要素技術
a.効率的ものづくり b.金型要素技術の改良

4. ゴム金型技術の要点 ~効率的成形に向けて~
(1) ウエストレス (コールドポット、コールドランナー)
(2) バキュームアシスト (真空内成形)
(3) フラッシュレス (バリなし成形)
(4) 金型加熱 (省エネルギー、短時間加硫に向けて)
(5) 成形不良対策
(6) 金型内流動可視化
(7) CAE (成形シミュレーション)
(8) 自動離型 (離型方案、表面創成)
(9) ジグ&ツールレスクランプ
(10) ユニットモールド (カセット金型)
(11) 金型表面防汚(型汚れ対策)
(12) 金型洗浄法

5. 今後の課題と対応
(1) 金型技術者に求められること
(2) ゴム金型技術の今後の課題

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