【WEBセミナー】現場で役立つゴム金型構造の基礎知識・金型の選び方
~ゴム成形の課題を解決し生産性向上をめざす~
開催日: 2022年6月10日
~PEDOT系の高導電化・高機能化とその応用~
趣旨
導電性高分子は半導体から金属領域までの幅広い範囲にわたってその電気伝導度を自由に制御できるばかりでなく、透明性にも優れており、透明帯電防止剤、電解コンデンサの陰極材料及び透明導電膜として実用化されています。本講座で導電性高分子の基礎、高導電化・高機能化及び応用例を分かりやすく解説します。
最初に、導電性高分子の基礎的な事項について解説し続いて、数多くの導電性高分子のなかでも良好な透明性、高い電気伝導度及び空気中での良好な安定性のいずれをも満足するPEDOT系の高導電化とそのメカニズムについて詳細に解説します。さらに、導電性高分子の具体的な応用例として透明導電膜、導電性フィラー及びウェアラブルデバイスを取り上げ、最近の研究・開発動向を紹介します。
受講対象者
◎ 導電性高分子の研究・開発に携わる方
◎ 導電性高分子の活用に興味のある方
◎ 導電性コンポジットの開発・研究に携わる方
◎ 透明導電膜の研究・開発に携わる方
◎ ウェアラブルデバイスの研究・開発に携わる方
WEBセミナー
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
・お申込み受理のご連絡メールに接続テスト用のURLが記されております。
・「Zoom」のインストールができるか、接続できるか等をご確認下さい。
・申し込みをして頂いた方に後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただきご視聴ください。
・開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
【注意事項】
※セミナー資料は事前にお申し込み時のご住所へ発送させて頂きます。ただし、開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。また、事前にテスト配信を行いますので、安心して当日のセミナーを受けることができます。
日時 | 2022年5月26日10:30~16:30 |
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地域 | WEB限定セミナー |
講師 | 小林征男(小林技術士事務所所長 技術士(「総合技術監理」「化学」部門)工学博士(東工大)) |
講師略歴 | 1966年 東京工業大学卒業 |
受講料 | 45000円/1人(税別) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
お申込み | このセミナーに申込む |
プログラム
1.導電性高分子とは
2.導電性高分子の導電機構
3.導電性高分子の種類と特徴
3-1 p-型導電性高分子の代表例とそれらの特徴
3-2 n-型導電性高分子の代表例とそれらの特徴
3-3 ドナー・アクセプター共重合型導電性高分子の代表例とそれらの特徴
3-4 自己ドープ型ポリマーの代表例とそれらの特徴
4.導電性高分子の高次構造制御
4-1 テンプレート(鋳型)重合法
4-2 テンプレートフリー重合法
5.PEDOT:PSSの高導電化とそのメカニズム
5-1 化合物添加系
5-2 物理的手法(延伸)
5-3 ナノカーボンとの複合化
6.PEDOT:PSS以外の PEDOT系の高導電化とそのメカニズム
6-1 化学重合法
6-2 気相重合法
6-3 o-CVD法
7.透明導電膜としての導電性高分子
7-1 透明導電膜の用途と要求特性
7-2 ITO代替材料としてのPEDOT:PSS
8.導電性フィラーとしての導電性高分子
9.ゴムとの複合化による高機能化とその応用
9-1 高延伸性の付与
9-2 ウェアラブルデバイスへの応用
10.まとめ