第32回全国ゴム商組連合会 各地区商組の報告一覧

2014年09月22日

ゴムタイムス社

 第32回全国ゴム商組連合会の会議が9月11日、グランヴィア大阪で開かれた。報告された各地区商組の現状の概略を紹介する。

 〈東北ゴム商組〉
 組合活動は総会でTPPなどテーマで講演会を行った。企業見学会では、仙台空港、農業現場などを見学した。

 東北地方の景況としては、一部自動車関連・情報通信機械器具・電子部品でプラスになっている所もある中、全体として、製造業・非製造業問わず4月増税後の反動は大きく、原材料価格の上昇・燃料の高騰等は収益を圧迫している。建設・サービス業では人手不足が続いている。

 震災から3年経ったが、福島県の風評被害は大きく、食品のみならず工場を他県に移して操業しないと製品が売れない状況が続いており、原子力発電所の廃炉も問題山積み目途立たっていない。住宅除染実施率は44%・道路32%・森林0%、原発事故による避難者数12万人余り(2014年6月現在)。

 〈東部ゴム商組〉
 隔年ごとに実施している商品展示説明会は1000人の入場者があり、盛況に開催することができた。さまざまな事業・行事への参加人数がより多くなってきているように思う。中でも勉強会への参加が多いが、題材選びが難しくなってきている。例年11月に開催している女性セミナーも4回目を迎える。

 組合のホームページをリニューアルし、スマホやタブレットからも見やすく使い勝手が良くなり、好評を博している。

 ベルトに関しては、Ⅴベルトは前年並みの会社が多く、農業分野で消費税値上げ後の

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