バンドー化学 決算説明会を開催

2013年12月01日

ゴムタイムス社

 バンドー化学は11月26日、同社の東京支店で2014年3月期第2四半期決算説明会を開催した。
 同社の上期の連結売上高は465億6000万円で、前年同期比6・5%増、営業利益は32億3000万円で同28・6%増、経常利益は37億500万円で同33・8%増となり、営業利益・経常利益ともに大幅な増益となった。当期純利益は27億6200万円で同57・7%増。
 タイと中国を中心にアジアでの販売が伸びるとともに、円安効果が大きく寄与した。
 セグメント別では、同社の売上の85%を占めるベルト事業の売上高は、400億8400万円で同9・1%増、セグメント利益は30億1400万円で同16・9%増となった。
 内訳は、自動車用は国内が横ばいだったものの、海外における需要拡大と円安に牽引されて収益が拡大。補機駆動用システム製品も堅調に推移したことで、同10・2%増と2ケタの伸びを達成した。
 一般産業用は、国内は微増だったが、アジア地域の市場拡大に伴い、同7・7%増加した。
 搬送用については、国内では鉄鋼と石炭火力発電所向けコンベヤベルトの受注が堅調に推移し、海外も資源開発投資が堅調に行われて安定した需要があり、アジア地域での拡販と加工拠点の強化により、8・2%増となった。
 エラストマー製品事業は、売上高が60億400万円で同7・2%減、セグメント利益は1億1600万円で、同2億円の増益となった。
 減収の要因は、電子写真出力機器分野で、主力のクリーニングブレードが大幅に減収となったため。
 ただし機能フィルム製品は、建築用化粧材・装飾表示分野で増収となった。
 セグメント利益については、体質改善により黒字に転換している。
 その他部門は、ロボット関連デバイス事業、金属ナノ粒子の製造販売などの新規事業、連結子会社のバンドー興産による太陽光発電の投資などにより、売上高12億7000万円で同68・7%増、セグメント利益5500万円で同39・0%増となった。
 国内外の売上高を比較すると、国内は同2・6%減少し252億2300万円、海外は同19・7%増加して213億3700万円となり、海外の売上高比率は45・8%に上昇している。
 通期の業績予想については、売上高920億円で同7・3%増、営業利益56億円で同36・8%増、経常利益60億円で同25・5%増、当期純利益40億円で同59・4
%増を見込んでいる。
 アジア地域での販売は好調に推移しているものの、タイで減産の可能性があることや、中国での好調さの持続に懸念があることから、前回発表を据え置いた。
 設備投資は、海外ではタイやインドなどでの投資により35億円、国内は太陽光発電事業や工場の衛生関連への投資などにより23億円、合計58億円を予定している。

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