テクノプレニードヒダ 難燃助剤「三酸化アンチモンМB」を販売

2013年11月23日

ゴムタイムス社

 テクノプレニードヒダ(肥田彰吾社長)はこのほど、新製品「三酸化アンチモンマスターバッチ」を開発し、販売を開始した。
 三酸化アンチモンはゴム、合成樹脂等に添加される難燃助剤。難燃化規制強化の流れに伴い、ニーズが高まる一方、劇物指定された三酸化アンチモンは取扱いに課題があった。
 同製品のマスターバッチ化により、飛散等が減少。難燃材生産メーカーの作業環境を改善し、産業廃棄物を削減。また取り扱いが法規制も対象外となるため一般品と同じ取り扱いができるメリットがある。
 同社は新製品の開発に伴い、11月8日に開催された建築ガスケット工業会の技術研修会で新製品の発表も行った。
 同技術会では、技術研修会では3品(①EPベース 80%品、②PEベース 90%品、③PEベース 臭素系難燃剤との混合難燃剤 90%品)を発表した。
 新製品について、肥田社長は「製品を作る上で、今後、難燃性の要素は必須になっており、需要も増えてくると思う。新製品は管理もしやすく、難燃性の効果もあるので、ゴム企業様にも役立にたてる製品である。技術発表会で発表したものは、あくまでも一例なのでお客様の配合に合わせたオリジナルマスターバッチに対応できる」と述べている。

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