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東部ゴム商組の工場見学会 アサヒビール工場などを視察

2013年11月18日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組(西山博務理事長)は14日、恒例の工場見学会を開催した。今回の見学先はアサヒビール茨城工場、めんたいパーク大洗、ほしいも専門店 大丸屋の3ヵ所。秋晴れの中、会員企業から30名が参加した。
 同商組藤田耕平副理事長によるあいさつの後、「アサヒビール茨城工場」に到着。工場が立地する茨城県守谷市は利根川、鬼怒川、小貝川の3本の河川に囲まれた水資源が豊富な地域にあり、紅葉に彩られた庭園を眺めながら見学コースに入った。3面スクリーンの大型シアターで同社ビール造りの紹介映像を見た後、参加者は2組に別れて工場内を見学。仕込工程では原料となる二条大麦を実際に試食し、乾燥ホップの実を割って香りを体験した。発酵熟成工程では直径8m、高さ20mの発酵・熟成タンク150本が林立する光景を見学。タンク1本分で、350ml缶を毎日1本ずつ消費しても4000年かかると聞き驚嘆の声を上げていた。見学の途中には「工場全体の従業員数は?」「設備は月に何回清掃するの?」などの質問が案内役の女性に活発に飛んだ。同社で日本一の出荷量を誇る同工場が約240名の従業員で運営されていること、設備は毎日3~4回のメンテナンスが行われるほか、月2回のクリーンデーにはラインを解体して部品の点検・洗浄を行うなど徹底した衛生管理を行うと聞き、感心していた。見学ルートの締めくくりに、ビールの製造工程で出た副産物・廃棄物のリサイクル用品展示コーナーを視察。同工場では、ろ過槽から出た麦殻を家畜飼料モルトフィードに加工、使用済みビール酵母から医薬部外品エビオス錠を製造するなど副産物・廃棄物再資源化100%を達成しているとのこと。約40分の見学終了後、筑波山や東京スカイツリーが眺望できる高さ60mのアイムタワーに移動。案内役の女性から家庭でできる美味しいビールの注ぎ方のレクチャーを受けながら、できたての生ビールを試飲し同工場での見学を締めくくった。
 途中、ひたちなか市那珂湊漁港に隣接した「ヤマサ水産本店」内のレストランで昼食後、バスで約15分移動して大洗町の「めんたいパーク大洗」に到着。同パークは株式会社かねふく大洗工場に隣接した施設で、辛子明太子製造について紹介するギャラリーや直売店を備えている。参加者は、案内役の女性に原料となるスケトウダラとタラコの説明を受けながら製造工場に入り、一日2トン以上の辛子明太子を105名の従業員が手作業で生産する工程を興味深く見学した。
 最後にひたちなか市に戻り「ほしいも専門店 大丸屋」を訪問。衛生第一に設計された「ほしいもガラス乾燥施設」などを見学した。同施設は御影石貼りの床、防鳥網を兼ねたステンレス製網戸などの設備があり、平干しで一週間、丸干しで約一ヵ月の乾燥を経てほしいもを製造し、隣接する店舗で販売している。参加者は、ほしいもを試食しながら自然な甘みに満足した様子。それぞれの方法で品質にこだわる各社の取り組みを見学し終え、参加者一同は帰途に着いた。

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