アキレスの第2四半期決算 「瞬足ダンス」の消費鈍り減益

2013年11月12日

ゴムタイムス社

 アキレスの2014年3月期第2四半期連結決算は、売上高が408億6300万円で前年同期比3・9%増、営業利益が6億6500万円で同29・4%減、経常利益が10億3500万円で同5・9%減、四半期純利益が6億2700万円で同128・0%増となった。
 同社グループは企業価値の増大を目指して、ブランド商品の育成と拡販、独自技術を活かした新商品開発、新規顧客の開拓、グローバル展開の推進に加え、徹底したコストダウンに取り組んだ。
 セグメント別では、シューズ事業はジュニアスポーツシューズのトップブランド「瞬足」は、主力のランニングカテゴリーに、野生動物をモチーフとした「エスチーター」及び、アクションスポーツに対応する男児向けの「瞬足エクストリーマーズ」を投入し好評を得たが、前年に大きな注目を集めた「瞬足ダンス」が、市場で一巡化したこと等により前年売上を下回った。高機能スーパークッション「ソルボ」を搭載した「アキレス・ソルボ」は、婦人向け新商品が順調に推移したことに加え、昨年から発売した「フォートゥースリーデザインズ」も好評を得て、前年売上を上回った。結果、シューズ事業の同第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が87億2000万円で同1・3%減、営業利益は2億9700万円で同49・1%減となった。
 プラスチック事業では、車輌内装用資材は、ラミネート製品の拡販及び、中国、欧米メーカー向けの受注が堅調に推移し、前年売上を上回った。フイルムは、一般用は堅調に推移したが、海外向け工業用で在庫調整の影響があり前年売上を下回った。農業用は新規受注などがあり好調に推移し、国内事業全体では前年売上を上回った。北米事業は医療用が好調に推移し、前年売上を上回った。建装資材の床材・壁材は、堅調な新設住宅着工を背景に、新築及びリフォーム需要が高まり、前年売上を上回った。引布商品は、前年実績の防災対策品であるテント関係の特需がなかったことから前年売上を下回った。結果、プラスチック事業の同第2四半期連結累計期間の業績は売上高が188億7600万円で同7・1%増、営業利益は6億2600万円で同4・5%増となった。
 産業資材事業では、ウレタンは、車輌用が好調に推移したことに加え、インテリア製品の洗えるシリーズ「エアロンムマック」も好調を維持し、前年売上を上回った。断熱資材は、ボード製品が戸建分野向けの製品を中心に拡販が図れ、パネル製品は簡易ハウス向け・畜産向けが好調に推移、スチレン製品も鋳造用途などで拡販が図れ、前年売上を上回った。静電気対策品は、国内ユーザー向けは苦戦したものの、海外ユーザーの開拓による販売拡大や、タイの子会社再稼働の影響により、前年売上を上回った。結果、産業資材事業の同第2四半期連結累計期間の業績は売上高が132億6600万円で同3・0%増、営業利益は8億200万円で同13・6%減となった。
 通期の連結業績予想は、前回5月の発表と変わらず売上高が840億円で前期比2・9%増、営業利益が22億円で同18・6%増、経常利益が25億円で同5・8%減、純利益が15億円で同5・3%増を見込んでいる。

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