JATMA 第45回東名浜名湖SAタイヤ点検実施

2013年11月10日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(津谷正明会長 以下JATMA)は6日、東名高速道路浜名湖サービスエリアで「第45回東名高速道路浜名湖サービスエリアタイヤ点検」を実施した。
 同事業は毎年開催され、タイヤ点検を実施することにより、タイヤの整備不良などに起因する事故の未然防止を図り、アンケート調査をあわせて実施することでユーザー意識の把握と適正使用・メンテナンスの重要性を訴求することが目的。
 JATMAは従来、夏休みに入る時期(7月下旬)をターゲットとして同事業を実施してきたが、猛暑・異常気象の兆しなどを考慮し、国土交通省が推進する「自動車点検整備推進運動強化月間(9月・10月)および経済産業省ほか関係省庁が推進する「エコドライブ月間(11月)」のプレイベントとして位置づけ、2年前から10月開催に切り替えた。
 開会式で同協会奥田慶一郎専務理事は「昨年のタイヤ点検結果では、乗用車での空気圧不足、トラックでの偏摩耗、ミゾ不足などが確認されており、まだまだタイヤの点検整備が十分に行われているとは言えない状況でした。このようなタイヤの使用実態を捉えタイヤ業界では、タイヤの適正使用・安全啓発活動の一環として、浜名湖タイヤ点検のみならず年間を通じて路上タイヤ点検を実施しています。本日の点検は、ドライバーの皆様と直接コミュニケーションできる貴重な機会であり、夏場の猛暑を凌いできたタイヤの状態を点検する良いチャンスだと思います」と述べ、「自動車と道路の唯一の接点となるタイヤの点検整備の重要性を知ってもらい、日頃メンテナンスを確実に行うきっかけとなることを願っています」と締めくくった。
 次に、静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊東原隊長が来賓を代表してあいさつし「昨年、県内高速道路で発生した事故には、タイヤ破損による事故が多数含まれています。タイヤ不良は大事故につながりかねないことから、この機会にドライバーの皆さんに日頃のタイヤ点検の重要性を再認識するよう呼びかけてほしい」と語った。
 当日は4名構成による通常点検班4班と、2名構成によるトラック空気圧実測班2班に分かれタイヤ点検を実施。9時~15時まで精力的に点検及びアンケート調査を行った。点検の結果、異常なしと診断されたドライバーの1人は「月に一度、ディーラーにきちんと点検してもらっていますから」と頷いていた。
 JATMAが発表した速報によると、点検台数は乗用車110台、大型バス43台、トラック39台の合計192台。うちタイヤ整備不良率は乗用車50・9%、大型バス27・9%、トラック46・2%、合計で44・8%となり、前年比で乗用車が10・8ポイント、大型バス9・3ポイント、トラック16・9ポイントそれぞれ増加。合計では前年比10・9%増という結果が出た。また、トラックを対象にした空気圧点検が64台を対象に行われ、不良率は18・8%。前年比で3・1ポイント増加した。引き続き、タイヤの適正使用・メンテナンスの重要性に関するドライバーへの啓蒙活動が必要となりそうだ。

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