日本ゼオン 徳山工場生産品をシンガポールに移管

2013年11月06日

ゴムタイムス社

   日本ゼオンの田中公章社長は5日の中期経営計画「SZ-20」(2011~2013年度)の進捗状況発表会見で、同日発表された2014年3月期の通期売上高予想2930億円について、「まだ半年あるので、いろいろな活動をしながら13年度の中計売上高目標3200億円がなんとか見えるようにしたい。2020年度の売上高5000億円を目指すには売上げを拡大していかなけれない」と述べ、中計目標達成への意気込みをみせた。
 また、2013年9月から初期商業運転を開始したシンガポールの低燃費タイヤ用S-SBR(溶液重合型)の新工場については、12 月からのフル操業に向け、操業の安定化と作りこみを行っていることを明らかにした。また、S-SBRについては、低燃費性能、ウエットグリップ性能に加え、タイヤのライフサイクル全体でのCO2削減には耐摩耗性向上も需要であるとし、耐摩耗性を向上させた新グレード「シリカ変性S-SBR」を開発、新工場ではカーボン変性S-SBR、カーボン変性BR、シリカ変性S-SBR、シリカ変性SBRの4グレードを生産する。
 同社では2016年に第2系列を稼働させる予定だが、将来的には徳山工場でのメイングレード製品をシンガポール工場に生産移管する。徳山工場は特殊グレードの量産工場(新製品試作、立ち上げ、パイロットプラント)とする計画。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー