日東化工 第2四半期・通期の業績予想を修正

2013年10月18日

ゴムタイムス社

 日東化工は17日、最近の業績動向を踏まえ、4月26日に公表した業績予想を修正すると発表した。
 第2四半期累計期間の業績について、売上高は、受託生産品であるゴムコンパウンド及び高機能樹脂コンパウンドにおいて、自動車関連を中心に受注が好調に推移した結果、前回予想を上回る見込みとなった。一方、利益面については、自社製品の販売が伸び悩み、相対的に利益率の低い製品の構成比が増加したことに加え、用役費の高騰によるコストの増加等の影響もあり、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想を下回る見込み。
 通期業績予想についても、売上高は、ゴムコンパウンド及び高機能樹脂コンパウンドを中心に増収が見込まれるものの、利益面においては、自社製品の収益が不確実となっている状況および同第2四半期累計期間の業績予想を受けて、前回予想の修正を行う。
 2014年3月期第2四半期(累計)個別業績予想は、売上高は46億円から11・0%増の51億800万円、営業利益は5000万円から90・0%減の500万円、経常利益は4000万円から利益なし、純利益は3000万円から500万円の純損失へと修正された。
 また、2014年3月期通期の個別業績予想は、売上高が96億円から10・4%増の106億円、営業利益が1億5000万円から43・3%減の8500万円、経常利益が1億3000万円から46・2%減の7000万円、純利益が1億500万円から52・4%減の5000万円に修正された。

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