ニチリン 中間期 経常益70%増

2013年08月19日

ゴムタイムス社

 ニチリンの12月期第2四半期連結決算は、売上高211億8500万円、前年同期比8・4%増となり、収益は営業利益13億6900万円、同38・8%増、経常利益16億9700万円、同70・5%増、四半期純利益は、年金資産消失損4億5300万円(同社が加入している兵庫ゴム工業厚生年金基金によるAIJ投資顧問㈱の運用で生じた損失の同社負担額)の計上により6億9900万円。
 日本では、国内四輪車生産は昨年のエコカー補助金終了の影響により大幅減少。加えて、生産は燃費の良い軽自動車、小型車中心となり、中型車以上の車種の海外への生産シフトにより、売上高は135億2000万円となった。利益面においては、想定以上の円安や固定費の削減効果により、営業利益は4億1300万円となった。
 北米においては、自動車市場の回復により、売上高は60億1100万円となり、営業利益は3億8800万円と好調に推移した。
 中国では、日本車の不買運動や経済成長率の鈍化により、現地通貨での売上高は減少したが、円安による為替評価の影響により、売上高は38億6300万円となった。一方、営業利益は、売上高の減少により2億5500万円となった。
 アジアでは、二輪車・四輪車市場が拡大傾向にあり、売上高は33億2000万円、営業利益は5億5500万円と好調に推移した。
 欧州においては、新規受注効果もあり、売上高は7億円となったが、営業損失2100万円となった。
 通期の連結業績予想は前回発表から大幅に上方修正し、売上高430億円、営業利益30億円、経常利益32億円、当期純利益15億円を見込んでいる。

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