下水道展’13東京が開催

2013年08月04日

ゴムタイムス社

 下水道展‘13東京(主催=公益社団法人日本下水道協会)が7月30日~8月2日の4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。
 同展は下水道に関する最新の技術、機器などを一堂に展示する展示会。今回は392の企業・団体が出展した。ゴム関連企業は次のとおり。
◇カナフレックス
 コーポレーション
 「KanaSlip工法」「カナヒュームA型ワンタッチ耐震継手付」などを紹介。KanaSlip工法は、老朽化した下水道管路の中に、自立更生管をそのまま挿入し管口処理を施すだけのシンプルで経済的な管きょ更生工法。
◇シバタ工業
 下水道施設の地震・浸水対策に貢献するゴム技術を紹介。地震対策として、優れた変位追従性と高い止水性を確保した耐震可とう継手「RNジョイント」を展示した。
◇西武ポリマ化成
 下水道施設の耐震補強用資材として、押え板などから取付けボルト孔加工をなくし止水性・施工性が向上させた、後付け式ゴム伸縮可とう継手「RE‐2型」などを紹介。
◇早川ゴム
 農業用改修工法シリーズの中から「サンタックINジョイント」、コンクリート湿潤養生マット「うるおんマット」などを出展。サンタックINジョイントは、農業用水路などの大口径既設管きょを内面から耐震性管路に改修する。
◇アタカ大機
 「メンブレンディフューザー」などを提案。メンブレンディフューザーは、圧力損失型超微細気泡散気装置で、日本製ゴムを使用し、7年間の運転で性能・品質ともに問題がないことを確認している。
◇アロン化成
 「災害に負けない街づくり」をメインテーマに、下水道本管が破損するなど通常排水が行えなくなった場合、非常用の排水管路に切替えを可能とする「切替マス」などを展示。
◇荏原実業
 次世代型高効率「Kターボブロア」、腐食脱臭剤「ボエフ」などを出展。Kターボブロアは、エアベアリングを採用することで、省エネ・省スペースなどを実現した。
◇共和ゴム
 ゴム3層構造と水膨張不織布の採用で、可とう性と止水性を強化した支管用継手「リブフィット支管」を展示。接着材などを使用しないため、施工性にも優れている。
◇巴工業
 現在、主力として展開中の低動力型高効率遠心脱水機HED型の機構をさらに突きつめ、超低含水率と省動力を可能とする超低含水率型遠心脱水機を展示。

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