ブリヂストン 株主総会開く

2013年04月01日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月26日午前10時から、第94回株主総会を都内の経団連会館で開催した。株主は621名が出席、津谷正明CEOが事業報告を行い、議案審議は1~4号の全てが承認可決された。質疑応答では13名の株主から合計22の質問や意見が出され、懇切丁寧な回答で対応され、1時間47分で滞りなく終了した。
 質疑では、07年のマリンホースのカルテルに関しての決着状況、自然災害を含めた危機管理および生産体制システムについて、建設車両用タイヤの海外生産の集中化、2000年の米国におけるタイヤリコール問題、天然ゴム代替としての原材料調達の事業方針、成長戦略を図るためのチャレンジ施策について、中国市場悪化による販売の影響について、多角化事業における太陽光関連のフィルム製品事業の状況、海外におけるテロ対策など社員の安全対策について、などが出された。
 回答は津谷CEOをはじめ取締役、執行役員ら30名で対応した。マリンホース問題では「当該事業からの撤退、さらに再発防止策の徹底などにより日米欧で処分は済んでいる。今後はコンプライアンス機能の強化を図っていく」、天然ゴム代替については「現在は天然ゴムを東南アジアから調達しているが、タイヤ需要の増大に対応して天然ゴム以外の手段を増やす必要があり、2050年までに製品化して進めていきたい」、成長戦略については「地域に密着して縦と横のつながりを拡大させ、新たなソリューションビジネスを展開する」などの回答があった。
 このほか「事業報告書で次年度の業績予想を詳細に記述してほしい」や「色々な発表会などでも聴覚障がい者への配慮から手話などを導入してほしい」などの意見も出され、津谷CEOは「来年の株主総会には手話を導入したい」と明言した。

 

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