【ゴム用機械特集】 コクブンリミテッド 高速化など高付加価値求

2013年03月13日

ゴムタイムス社

高速化など高付加価値を訴求  海外の営業販売に注力

コクブンリミテッド

 昨年で創立90周年を迎えた㈱コクブンリミテッド(國分成哲社長)は大正11年の創業以来、編組機専門メーカーとして、世界80数ヵ国の有力メーカーに納入実績を持ち、欧米メーカーと連携して最新技術の取り込みに力を入れている。
 同社によると、今期(2012年度)の見通しは横ばいと見込んでいる。最近の販売構成は自動車用のゴムホース、ブレーキホース向け、電線関係、繊維関係などが上位を占める。「売上の国内海外比率は半々であり、特に海外では自動車分野でタイ、ベトナム、韓国、マレーシア等の新興国に多く、引き続き力を入れていきたい」(同社)とグローバル展開にも意欲的に推進していく。
 直近では、炭素繊維や異材を組合わせた複合繊維専用の先端ブレーディングマシンの開発に軸足を移した。同機械の需要動向は堅調に推移しており、今後さらに開発強化を考えている。主な用途は航空宇宙産業、海洋、車両・船舶、インテリア等幅広く使用されている。

 

全文:約1076文字

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー