西部ゴム商組が商品説明会

2013年02月18日

ゴムタイムス社

 西部ゴム商組は2月13日、大阪市の中央電気倶楽部で13年度最初の商品説明会を開催、会員企業の営業担当者ら32社約70名が参加した。
 今回は工業用ゴムメーカーの岡安ゴムが両面皮膜付きスポンジゴムシート「タフロング」、樹脂ホースメーカーの東拓工業が「TACエコ」シリーズの紹介を行った。
 第1部では岡安ゴムの杉本隆彦取締役営業部長と営業部の岡宗一郎氏が製品の説明と質疑応答を行った。
 同社は、67年前ゴムの卸問屋としてスタートしたゴム押出・成形メーカー。40年前に当時取引があった家電メーカーの勧めもあり、メーカーに転進した。 素材を一から開発し、素材を提供する形として、押出・成形で製品を製造している。
 販売実績として、自動車を柱とした車両関係、エアコンやOA機器などのエレクトロニクス関係、信号パッキンなどの建築・インフラ関係、設備関係などがあり、医療・食品関係の納品もある。汎用素材を高機能素材化する開発力、24時間無人化などの合理化技術、品質管理力に強みがある。
 今回紹介したスポンジゴムシート「タフロング」はシートの両面に皮膜がある長尺シート。
 両面皮膜により、撥水性が高く、表面強度も優れている。
 従来のスポンジ板は、金型で製造するため長さが決まっていたが、「タフロング」は押出で製造するため、幅広長尺のシートが製造できる。長尺なため、加工性、作業性に優れ、設計自由度も高い。
 加工としては、スリット、打ち抜き、スライス、意匠性を更に向上させるために生地貼り付けなどがある。
 用途提案としては、皮膜を活かしたフランジパッキン、シンク周りの吸音材、自動車整流板などがある。 長尺性を活かした提案では、シール材、設備用断熱材、コンベア用クッション材などがあり、その他の用途としてソーラーパネル用クッション材、ジャージ付シール材などもある。
 ラインアップは、汎用タイプのEX、ソフトタイプのESがあり、厚みは3、5、6ミリ、幅は1000ミリ、長さ10Mが標準規格だが、長さは10M以上でも対応可能。
 第二部では、東拓工業の営業部門中隠居哲氏がTACエコシリーズを紹介。
 中隠居氏は「同シリーズは脱塩ビにするだけでなく、様々な付加価値をつけて販売している」などと商品の特徴について解説した。
 食品用途の「TACエコライン」、エコラインに耐熱性を向上させた「TACエコライン耐熱耐油」、脱着を容易にするためストレート形状になっているのが特徴な「TACエコライン用しめTAC」などを紹介し、しめTACの接続方法を動画でも解説した。
 その他にも、屈曲耐久性が非常に優れ、100万回以上の屈曲にも耐えられる「TACエコダクト」、静電気防止効果を寄与した「TACエコダクトAS」
なども紹介した。
 また、安全と使いやすさがコンセプトの新製品「TACフルオロ」について、「薬品、化学品、食品の輸送用途に使用でき、4フッ化樹脂で化学反応しにくいため、これまで使用できなかった溶剤関係でも使用できるようになり、新市場、新用途の開拓に挑戦していく」などと紹介した。