ブリヂストン 東日本大震災の復興支援ボランティア活動を継続

2013年01月31日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは同社グループ従業員、及び従業員の家族による東日本大震災の被災地での復興支援のボランティア活動を2013年も継続して実施する。
 震災発生より2年近くが経過し、被災地が置かれている状況も、緊急支援期から、生活再建期、復興支援期へと移行している。同社グループではこれまで被災者のニーズや復興段階に合わせた支援を行っているが、こうした変化を受け、本年は「コミュニティ活動支援」と「まちづくり支援」、「生きがい/仕事づくり」により焦点を当てた活動を実施予定。また、東日本大震災による被災者への支援として、被災地でのボランティア活動のほか、福島県外への避難者や、保護者を亡くした子どもたちを支えることを目的とした活動への支援も引き続き実施していく。
 同社グループでは、2011年4月より復興支援ボランティアチームを結成、2012年12月までの累計で延べ940名(37回)のグループ従業員、及び従業員の家族をボランティアスタッフとして動員し、被災地の復興に向けた支援活動を実施してきた。2013年1月~3月は「ブリヂストン復興支援ボランティアチーム」として第38班が1月24日~26日、第39班が2月7日~9日、第40班が2月28日~3月2日、第41班が3月14日~16日、第42班が3月28日~30日活動予定。4月以降の活動日程については後日決定する。各班定員は20名。
 活動先は福島県いわき市のNPO3団体が中心となり、市民主体での新たなまちづくりに取り組んでいる「いわき・おてんとSUNプロジェクト」。同プロジェクトでは主に農業再生支援(有機栽培綿花)、自然エネルギー(太陽光)によるコミュニティ発電事業、復興スタディーツアーの3点を行っている。同社グループのボランティアチームは太陽光パネルの設置(山の開墾、設置支援)、農作業(農地整備、綿花の手入れ・摘み取り)などの活動支援や、地域の住民との復興に関する意見交換会などを実施する予定。

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