カワタは１月30日、タイにプラスチック成形機周辺水機器装置などの製品の製造子会社を設立すること発表した。
近年、タイは２０１１年の洪水災害にあったものの着実に経済成長を果たし、同社グループ主力納入業種である自動車、家電、ＯＡ機器、精密機械等の需要拡大により更なる経済成長が見込まれている。同社グループにおいて、タイでのプラスチック成形機周辺水機器装置等の需要拡大を見込み、東南アジア、東アジア地域の更なる業容拡大と採算性を強化する目的で、タイに生産拠点を新設する。
同社の海外進出は中国、インドネシアに続き３ヵ国目となるが、タイの高いものづくりレベルも同国への進出の要因となった。
〈子会社の概要〉
▽ＲＥＩＫＥＮ（ＴＨＡＩＬＡＮＤ）ＣＯ．，ＬＴＤ．
▽所在地＝タイ王国アユタヤ県バーンパイン郡ハイテク工業団地
▽代表者＝永野博一
▽資本金＝３６００００００タイバーツ（日本円換算約１億円）
▽株主構成＝㈱サーモテック49％、㈱レイケン49％、㈱カワタ２％
▽設立年月日＝平成25年６月（予定）。稼働予定日もほぼ同時期。
▽事業内容＝プラスチック成形機周辺水機器装置等の製品の製造
▽業績に与える影響＝本件による当期連結業績に与える影響は軽微
なお、投資額および初年度の売上目標などは公表していない。
