ブリヂストン タイにテクニカルセンターを新設

2013年01月17日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは17日、同社のグループ会社であるブリヂストン アジアパシフィック ピーティーイー リミテッド(BSAP)がタイに新たにテクニカルセンターを設立することを決定したと発表した。総投資額は約37億円で、2013年7月から業務を開始する予定。
 従来、日本のテクニカルセンターが担っていたアジア・大洋州地域でのタイヤ開発、タイヤ生産技術、品質経営といった機能を、新テクニカルセンターへ移管することで、当該機能の更なる強化を図り、市場の情報をタイムリーに反映させた研究開発体制を構築していく。スピードと多様性をもって拡大し続けるアジア市場において、当社グループの技術的支援体制を強化することで、安全、環境、品質をはじめとする品質経営のレベルを向上させると共に、顧客のニーズにあった高品質なタイヤをより迅速に提供することが可能になるものとしている。
 今後も、同社グループは研究開発の強化や販売網の整備拡充、アジア域内のタイヤ生産能力増強をはじめとした、アジア・大洋州地域での事業展開を推し進めるとともに、企業理念に掲げる「最高の品質で社会に貢献」という「使命」を果たすべく、当該地域社会の発展に寄与していく方針。

〈新テクニカルセンターの概要〉

▽会社名=ブリヂストン アジア パシフィック テクニカルセンター カンパニー リミテッド(仮称)
▽所在地=タイ王国 バンコク市近郊
▽会社設立=3月(予定)
▽資本金=約28億円
▽総投資額=約37億円
▽代表者=藤原正二郎氏
▽出資比率=BSAP100%
▽従業員数=約100人(2015年予定)
▽活動内容=タイヤ開発、生産技術、品質経営、調達

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