西部ゴム商組 年頭所感 祖父江一郎理事長

2013年01月21日

ゴムタイムス社

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は組合員の皆様には多くの事業にご参加いただき有難うございました。
 又賛助会員の皆様にはご協力、ご援助いただき感謝いたしております。
 経営環境は昨年8、9月頃から需要が低迷しだし価格競争が激しくなり、特値やスポット価格が横行しだしているようです。この傾向は今年も続きしばらくは厳しい状態だと言えます。
 組合の事業としましては各種講習会や商品説明会を実施し、ホース部会、ベルト部会も盛会の内に終えました。先月にはインドネシアに視察ミッションを出しゴム、プラスチックに限らず政府の技術評価庁を訪問したり、財閥のバークリーブラザーズ社の会長との会合も行い成果を得ることが出来ました。
 次世代経営者の会は増強が図れ24名のメンバーになっておりますが、業界のみならず異業種の成功された経営者を招き毎回盛会で開催されております。メンバー同士の友情も高まり参加意欲も出てきており、将来の組合の中枢メンバーになってくれるものと信じております。
 収支につきましては赤字を解消して今期は収支均衡まで改善出来、会費の値上げは避けられそうですが、これは事務方と企画を担当された方々のおかげだと思っております。
 今年の事業としましては新年互礼会から始まりますが、着席方式にしてゆっくりと会食をしていただきより懇親を深めていただこうと考えております。
 7月頃には訪欧ミッションを出してドイツの自然エネルギーの活用状況や、技術大国の仕組みや豊かさの価値観等も体験できればと考えております。
 組合活動に意義や価値を見つけ難いのが常ですが、いろいろな活動や会合をきっかけに参加していただければ必ず得るものがあると信じております。
 今年もより多くのメンバーが参加され活気のある組合になるように、進めていきたいと思いますので御協力をお願いいたします。

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