新春TOPインタビュー 山下ゴム

2013年01月09日

ゴムタイムス社

 グローバル最廉価調達を徹底 タイ、メキシコの能増、インド新工場が稼働

 10年先の市場を捉え、海外生産拠点の拡充、グローバル最廉価調達の徹底を図る山下ゴム。鵜飼脩社長に次の一手を聞いた。

 ―12年を振り返って。
 鵜飼社長 当社は第11次中期経営計画の中で、5年、10年先の市場を捉え、グローバルベースでのコスト競争力の強化と、海外生産拠点の拡充、グローバル最廉価調達の徹底、内製化の推進を進め、調査準備を経て、12年は実行の段階に入った。
 日本国内では埼玉工場を三重工場に統合する一工場化に向けてスタートし、一部混乱をも見られたが、一工場化の基盤がスムーズに出来、まずまずだと思っている。海外ではメキシコに早くから拠点を設けて良かった。ホンダさんは北米で好調に推移しており、生産、供給に苦労しているが、我々はメキシコ工場を持っており、キャパの分散も出来、その意味ではデリバリーに関しても非常にうまくいっている。また、当社のアメリカ工場もメキシコからの支援で安定してきた。
 中国工場は順調に進んできたが、尖閣問題で下期以降、カーメーカーの減産の影響が懸念されるが、上期はまずまずで堅調に推移、タイも洪水の影響から順調に回復しまずまずであった。いずれにしても少しずつ変化が起こり始め、その影響も出たが、逆に効果も表れてきた。
 2013年3月期上期連結決算は日本、アメリカ、アジア地区でのホンダの完成車販売が順調に拡大したことから、売上高は258億円100万円、前年同期比39・3%増、経常利益は前年同期4億8900万円の損失から7億3600万円と黒字転換が図られた。
 連結通期業績予想は売上高が期初計画に比べ25億円減額の475億円、経常利益は7億円減額の18億円に下方修正した。期初予想に比べ売上が減少するほか、国内工場の生産・統合移管ロスが生じることから下方修正した。

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