ブリヂストン 「ECOPIA EP001S」がエコプロダクツ大賞優秀賞

2012年11月28日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは28日、同社の低燃費タイヤ「ECOPIA EP001S」が、第9回エコプロダクツ大賞の、エコプロダクツ部門エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞したと発表した。
 同大賞は、すぐれたエコプロダクツを表彰することを通じて、その供給先である企業等の取り組みを支援し、開発・普及の促進を図るとともに、エコプロダクツに関する情報を広く伝えることを目的に、2004年からエコプロダクツ大賞推進協議会が主催している。
 「ECOPIA EP001S」は、同社独自の材料技術である「NanoPro―Tech(ナノプロ・テック)」と、モータースポーツ用タイヤ開発で培ったグリップ向上技術を融合。また、新開発のグリップ向上パタンと組み合わせることで、相反する性能である低燃費性能とウェットグリップ性能を共に「ラベリング制度」最高グレードで両立させた低燃費タイヤ。
 今回、同製品が高い安全性能を維持しながら自動車の省エネに貢献する優れた製品である点が評価され、受賞に至った。
 同社グループは「持続可能な」社会の実現を目指し、2050年を見据えた環境長期目標の1つの柱として、「温室効果ガス排出削減に関するグローバル目標への貢献(CO2排出量50%以上削減)」を掲げている。同製品は、環境長期目標に向かうステップである2020年の中期目標「タイヤの転がり抵抗を25%低減し、モノづくりで排出される以上のCO2排出量削減に貢献」の達成に寄与する。
 同社は自動車の使用時に排出されるCO2を削減することは、自動車業界の一員として取り組むべきことと認識し、今回の受賞を機に、車の燃費向上に貢献する低燃費タイヤの更なる普及に努めていくとしている。
 なお、12月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2012」の同社ブースにて、「ECOPIA EP001S」を展示予定。

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