朝日ラバー 3月期中間 米自動車関連が堅調推移

2012年11月19日

ゴムタイムス社

 朝日ラバーの2013年3月期中間連結決算は、売上高が24億700万円、前年同期比1・4%増、営業利益8800万円同50・1%増、経常利益6400万円、同68・9%増、当期純利益は4千万円、同171・0%増の増収増益となった。
 同社グループは、事業領域として自動車・情報通信・医療介護の各分野への経営資源の集中を図り、顧客の視点に立ったものづくりを進めるとともに、独自の開発製品の販売拡大に注力してきた。
 部門別では、工業用ゴム事業ではスポーツ用ゴム製品の売上が低迷しているものの、主にASA COLOR LEDを始めとした自動車関連製品の受注が米国市場向けを中心に堅調に推移。この結果、売上高は18億7300万円、同5・6%増。またセグメント利益は1億4300万円、同114・0%増となった。
 医療・衛生用ゴム事業では、新規開発製品の受注は堅調に推移したものの、顧客の在庫調整による影響で一部の医療用ゴム製品の受注減が続いている。この結果、売上高は5億3300万円、同11・1%減、セグメント利益は6300万円、同40・1%減となった。
 通期業績予想は、売上高は47億7000万円前期比4・8%減、営業利益が1億4700万円、同39・6%減、経常利益が1億500万円、同50・4%減、当期純利益が6000万円、同17・6%減を見込んでいる。

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