オカモト 3月期中間 産業用好調で営業利益29・5%増

2012年11月14日

ゴムタイムス社

 オカモトの2013年3月期中間連結決算は、売上高329億7300万円、前年同期比2・6%増となった。営業利益は同29・5%増の13億1900万円、経常利益が同23・2%増の15億1000万円。当期純利益は同1・1%減の8億6100万円。
 同社グループは国内での営業力の更なる強化に努め、製造コストと営業経費の削減に引き続き注力し、売上高の伸長が大きく望めない環境下でも営業利益を確保できる体制作りに邁進、結果純利益以外では増収増益となった。
 部門別では、産業用製品は一般フィルムは売上減となったものの、農業用フィルム、壁紙、フレキシブルコンテナーが売上増、自動車内装材が大幅増のため、売上高が196億1000万円の同5・5%増、営業利益は8億8000万円の同36・1%増となった。生活用品は、薄物、除湿剤、一般用手袋は好調、シューズは堅調に推移したものの、カイロ、滅菌器、産業用手袋が売上減のため売上高133億7200万円の同1・3%減、営業利益は11億9400万円、同14・5%増となった。
 通期の連結業績予想は売上高は前期比2・5%増の705億円、営業利益は同17・5%増の30億円、経常利益は同6・3%増の32億円の見込み。

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