カワタ 2013年3月期 第2四半期の売上高4・0%増に上方修正

2012年10月23日

ゴムタイムス社

 カワタは22日、2013年3月期第2四半期累計および通期の連結業績予想について修正を発表した。
 連結の第2四半期累計実績については前年好調であったフイルム、シート等の液晶・電子部品関連の需要に一服感が出てきたものの、中国、東南アジアの需要が総じて堅調に推移したこと、中でもタイの洪水被害からの生産回復需要に着実に対応したことを修正の理由としている。
 通期については米国、欧州、新興国とも景気減速の動きが広がっており、同社グループにおいてもタイの洪水被害からの生産回復需要もほぼ終息することより、年度後半は前半より売上および売上総利益が減少することを予想している。
 第2四半期累計期間の売上高は72億円から74億8800万円に上方修正され、4・0%増となった。また、営業利益については3億500万円から4億9800万円で63.・3%増、経常利益は2億5500万円から4億7200万円で85・1%増。この結果、四半期純利益は4000万円から1億6700万円の317・5%増と大幅に増加する予想。また、1株あたりの四半期純利益は23・69円となった。
 通期の売上高は146億円、営業利益は6億7000万円のと前回予想から据え置きとなり、経常利益は5億7000万円から6億円と5・3%増。当期純利益は2億4500万円から2億6000万円の6・1%増となり、1株あたりの当期純利益は36・69円。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー