【ホース特集】 横浜ゴム 長野分工場を建設へ アセンブリ機能を集約

2012年11月02日

ゴムタイムス社

長野分工場を建設へ アセンブリ機能を集約

横浜ゴム

 横浜ゴム㈱は、ホース配管事業強化を目的に、平塚東工場(神奈川県平塚市)のホースアセンブリ機能を長野工場(長野県下伊那郡)へ統合する。本年度内に、長野工場近郊に新たに土地を取得して13年度中に長野分工場を建設、14年度内に新工場へ平塚東工場の設備移転を完了させる計画だ。
 ホース配管事業の上期の業績は、北米とアジアの自動車用ホースが好調の反面、建機・工作機械向けの油圧用ホースは、中国の建設機械の不振で落ち込み、トータルでは9・3%の増収であった。
 ホース配管製品の生産は、茨城工場(茨城県小美玉市)でホースを、長野工場で金属継手を生産し、平塚東工場でホースと継手のアセンブリを行ってきた。しかし、国内市場環境の変化やグローバルな競争力強化のためには、一層の効率化が必要と判断、国内生産拠点の集約を決めた。
 長野分工場建設の投資額は土地取得、建屋建設を含め約8億円を計画。長野分工場への移転・統合後の平塚東工場跡地利用は未定。
 一方、グローバル展開については、中国杭州市に油圧用高圧ホースの専門工場建設を決め、中圧から超高圧ホースの生産を開始する。当初の計画より多少遅れているものの、月産40万㍍の能力で生産する計画。同社は日本からの輸出と、杭州に設立した横浜ホース配管(杭州)有限公司を通じて需要に応えてきた。
 今後さらに販売増が見込まれることからMB(マルチプルビジネス)製品の販売専門会社を設立し、本格的な中国全土での販売網作りに着手したことから将来的な中国事業成長に向けて現地生産が欠かせないと判断した。

(2012年10月22日紙面掲載)

横浜ゴムの油圧ホース

横浜ゴムの油圧ホース