住友ゴム 二輪車用タイヤ点検結果発表で安全啓発促進

2012年09月11日

ゴムタイムス社

 住友ゴムは11日、同社グループの二輪車用タイヤ販売会社であるダンロップモーターサイクルコーポレーションが、8月19日に全国4箇所の道の駅で実施した二輪車用タイヤの安全点検「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」のタイヤ点検結果を集計したと発表した。

 今回の点検では、タイヤの整備不良は41台(点検台数519台)と、約13台に1台の割合で確認された。

 同点検活動では、タイヤ点検と安全啓発活動を全国4個所の「道の駅」で開催した。タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝チェック、キズ、ヒビ割れ、偏摩耗など、タイヤ表面の損傷などを調べる外観チェックを行うとともに、ライダーの皆様にタイヤの日常点検の重要性を訴求した。
 全国4箇所で519台の車両のタイヤ点検を実施した結果、タイヤにかかわる整備不良率は全点検台数の約8%で、その内訳はタイヤの残溝不足が約半数を占め、以下偏摩耗、ヒビ割れ、キズという順。ダンロップでは、今回の点検結果を踏まえ、今後もドライバーにタイヤの安全で正しい使用方法や管理方法などを知らせていく方針。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー