【ゴム用機械特集】 小松原 販売展開をWEBサイトで注力

2012年08月02日

ゴムタイムス社

販売展開をWEBサイトで注力  営業の新規開拓を強化

小松原

 マイクロ波加熱装置、ゴム設備機械、繊維設備機械、洗浄設備機械等のステンレス材を多用する設備を得意とする㈱小松原(和歌山県和歌山市、玉置 篤社長)はシリンダーをはじめ、ロールの生産、設計から組立てまでをすべて自社生産している。
 昨年の業績動向では、「ゴム機械関連はリーマンショック後から低調路線になっているが、ガラス繊維、炭素繊維等を扱う繊維設備機械やフィルム関連等を扱うOEM設備機械が堅調に伸びた。その結果、昨年度は増収増益となった」(玉置社長)。
 同社は「幅が広くて薄いものを連続的に加工する」という同社のキー技術として、国内・海外に展開。繊維設備機械は昭和40年頃から海外へ輸出を開始している。現在では海外比率は30%程度になっており、まずは海外で積極的に展開するよりは、国内での足場を固めながら、ユーザーの要求に対応していきたいという。
 そこで同社が主力する製品の洗浄設備機械「FV洗浄機 (FVワッシャー)」は洗浄工程が必要なユーザーの新製品開発と現有設備の生産性の向上に貢献している。

 

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