ブリヂストン ベトナムPSR新工場で起工式

2012年07月02日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは2日、ベトナムのハイフォン市 ディンブー工業団地に建設する乗用車用ラジアルタイヤ(以下「PSR」)新工場の建設予定地で起工式を実施した。 ホアン・チュン・ハイ ベトナム副首相をはじめとした政府関係者や各種事業団体らが出席した。
 起工式では、西海和久代表取締役COOがまず挨拶を行い、成長するグローバル市場についての展望や、その中での当該工場の役割などについて「企業活動、及びそこで働く人々の雇用・人材育成を通して、ベトナム国、ハイフォン市の経済発展に貢献していきたい。」と述べた。
 加えて、Bridgestone Tire Manufacturing Vietnam Limited Liability Company(以下BTMV)の矢崎進社長が、今後の工場建設、事業立ち上げに対する意気込みを述べた後、参列者と意見交換を行い、親睦を深めた。
 この新工場は、欧米や日本への市販用タイヤの輸出基地として、主として汎用タイヤを供給する。 欧米や日本へ供給するPSRについては、現在タイのノンケー工場、インドネシアのカラワン工場でそれぞれその生産能力を増強しているが、更なる需要増へ対応するため、新工場の建設を決定した。2014年3月に操業開始を予定しており、工事が完成する2016年上期には、日産約2万4700本の生産能力を見込んでいる。
新工場の概要
▽工場建設予定地=ベトナム ハイフォン市ディンブー工業団地▽生産品目=乗用車用ラジアルタイヤ▽敷地面積=約102万㎡▽操業開始=2014年3月予定▽従業員数=約1900人(16年上期予定)▽生産能力=約2万4700本/日(16年上期予定)

 

鍬入れ式の様子

鍬入れ式の様子

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