グローバル対応が加速するゴム用試験機

2012年07月02日

ゴムタイムス社

 2011年の終わりから自動車生産が回復し、また今年に入り横浜ゴム、東海ゴムがインドに、ランクセスが中国に新工場を建設するなど、合成ゴムメーカーやタイヤメーカーの海外シフトが加速している。

 タイヤなどのゴム生産と密接な関係にあるゴム用試験機メーカーでも、グローバル展開に合わせた試験機製品開発が進んでいる。
 グローバルに対応した試験機は、現地でのオペレーターの機器操作が未習熟者でも、確実な作業ができるよう、ワークの自動化・単純化設計が進んでいる。また価格面においても、現地メーカーとの価格競争に対応するため、コストパフォーマンスを重視している。
 今後もメーカーが海外生産を強化していく傾向が続くと、海外規格に対応したグローバル装置の開発が進み、低価格でかつ高精度な製品開発が求めらそうだ。

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