横浜ゴム 低燃費タイヤがタイヤビジネスフェアで環境賞

2012年02月21日

ゴムタイムス社

 横浜ゴム㈱(野地彦旬社長)の低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」のフラッグシップタイヤである「BluEarth-1(ブルーアース・ワン)」が、2012年2月7日から9日にフランスで開催されたタイヤビジネス専門展示会「PNEU EXPO(タイヤエキスポ)2012」の「Pneu Expo Innovations Trophy」で環境賞を受賞した。 「PNEU EXPO」はタイヤビジネスフェアとして最大規模の展示会で、製造、輸入、サプライヤー、サービス、システム、メディアなどタイヤに関わるあらゆる企業や団体、専門家などが参加する。そこで行われる「Pneu Expo Innovations Trophy」は「Environmental actions」「Shop equipment innovations」「Service innovations」の3カテゴリーで構成され、1カテゴリーごとに特に優れた取り組み1つを表彰する。横浜ゴムは環境保全に貢献する活動や商品、サービスを表彰する「Environmental actions」を受賞。優れた低燃費性能に加え、人や社会への負荷低減を実現した「BluEarth-1」の性能と、長年にわたる継続的な低燃費タイヤ開発が高く評価された。

 「BluEarth-1」は「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした同社のグローバルコンセプト「BluEarth」に基づいて開発。同商品には「ナノブレンドゴム」「オレンジオイル」「エアロダイナミクスデザイン」「AIRTEX Advanced liner」「軽量化」など同社の最新環境技術である「BluEarth Technology」を採用している。

  こうした環境性能だけでなく、人や社会へのやさしさをめざす「BluEarth」の新しいアプローチは、国内外で高い評価を得ており、アメリカのボストン科学博物館には先進的かつ革新的な環境技術を採用したタイヤとして2011年秋から「BluEarth-1」が展示されている。また、日本では「BluEarth」コンセプトが2011年のグッドデザイン賞を受賞している。

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