カーボンブラック協会 賀詞交歓会 

2012年01月18日

ゴムタイムス社
年始あいさつをする工藤会長

年始あいさつをする工藤会長

 カーボンブラック協会は1月6日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で新年賀詞交歓会を開催した。会にはカーボンブラック製造の会員企業のほか副資材を扱う薬品商社の代表、経済産業省の担当部署の来賓ら多数が出席した。
 工藤能成会長(東海カーボン社長)は年始あいさつで「カーボンブラック業界としては、不況時であればこそ危機を好機に変える英知を結集し、局面打開の底力を生み出す一層の厳しい努力が必要であると自覚している。環境問題、原料問題、保安・設備の課題並びに品質・技術に関連する研究開発に対し、きめ細かな対応で取り組み、日本メーカーの底力をもって顧客に安心と満足をいただけるよう鋭意努力を重ねていきましょう。今年は辰年。竜は水中に棲むとされ、鳴き声で嵐や雷雲を呼び、竜巻となって昇天し、飛翔すると言われる。今年は、竜の昇天するような勢いでカーボンブラックの需要が拡大することを祈りたい」と述べた。
 このあと経済産業省製造産業局の宮本化学課課長が来賓あいさつを述べ、三菱化学の越智仁取締役常務執行役員が乾杯の音頭をとり、カーボンブラック協会の新年がスタートした。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー