十川産業 4月から全製品値上げ

2011年04月18日

ゴムタイムス社

十川産業㈱は、樹脂ホースを中心とした同社の全製品の価格修正を決めた。OEM品の特殊グレードは4月納入分から、規格品の汎用品については5月納入分から価格改定すると3月17日、発表した。改定率は製品により異なるが15~20%以上となる。
昨年第3四半期には4万2700円/klだった国産ナフサ価格が急速に反発・高騰し、今年1月以後には原油価格が1バレル110㌦前後まで達し、国産ナ フサ価格も5万9000円/klを超える水準となっている。また、アラブの政治情勢を背景に再び高騰を続けており、更なる上昇が懸念されている。
同社は固定費を含め、あらゆるコスト削減に努めてきたが、原材料の価格上昇によるコスト事情の悪化は自助努力の限界を超え、価格改定が不可避であると判 断した。「今後の安定供給継続のためにも事情をご理解いただき、引き続き変わらぬご愛顧をお願いしたい」(同社)としている。
十川産業の製品は、カスタマーグレードが多く、原料調達が東日本大震災の影響もあり困難な状況となっており、2009年春先から現在に至るまでメーカー が吸収している状況(ナフサ価格2万7000円が6万1000円まで上昇)、さらに可塑剤の値上発表もあり、今後も更に値上げの可能性が大きい、としてい る。

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