三ツ星ベルト 営業利益は3・1倍に

2011年05月25日

ゴムタイムス社

三ツ星ベルトの2011年3月期連結決算はアジア圏の輸出拡大に加え、生産性改善で売上高が前期比12・5%増の509億2800万円、営業利益が同3・1倍の48億7100万円、当期純利益が同5・1倍の33億6300万円と、ほぼリーマン・ショック以前の水準に回復した。 経常利益は為替差損(1億6000万円)などのマイナス要因を、売上増加による利益増15億円、生産性改善(生産子会社利益増加)17億円の増益要因がカバーし、前期比182・3%増の43億4500万円の大幅増益となった。 ベルト売上高は国内ベルトが同10%増、海外ベルトは同14%増となり、アジア地域で大きく伸び(同23%増)、海外売上高比率は34・5%となった。 国内、海外合わせたベルト売上高は前期比15・2%増の426億6100万円。主力の自動車用ベルトは同10%増、一般産業用はラップドベルトキャンペーンの効果や新興国を中心とする海外需要の増加、半導体製造装置、射出成形機の分野が回復し同26・2%増、OA用ベルトは生産増に伴い同13・7%増、運搬ベルトは樹脂ベルト「ママライン」が食品向けに増加し同2・9%増となった。次期業績予想は売上高はアジアを中心に増加(2・1%増)するが、経常利益は原材料高や震災影響(18・5億円)で微減を予想。合理化(内部努力7億円)や値上げ効果(1・5億円)の増益要因に対し、原材料高(10億円)、震災影響による原材料調達コスト(4~5億円)の減益要因が見込まれるとしている。生産体制については受注動向や原材料調達の状況如何では、国内生産に多少の影響が残るが、伝動ベルトは70%が海外生産であり、供給に影響はないとしている。 設備投資額は海外の生産設備の充実などに前期比8%増の21億円を計画。

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