ブリヂストン ベトナムに乗用車用タイヤの新工場

2011年11月11日

ゴムタイムス社

 ㈱ブリヂストン(荒川詔四社長)は、11月11日、乗用車用ラジアルタイヤ「PSR」のグローバルで堅調に増加する需要に迅速に対応するため、ベトナムに新工場(敷地面積約102万平方㍍)を建設することを決定したと発表した。  総投資額は約355億円で、2014年上期より新工場での生産を開始する。生産能力は、増強が完了する2016年上期に、日産約2万4700本となる予定。
 新工場では欧米や日本への市販用タイヤの輸出基地として、主として汎用タイヤを供給する。ベトナムへ供給するPSRについては、現在タイのノンケー工場、インドネシアのカラワン工場でそれぞれその生産能力を増強しているが、更なる需要増へ対応するためには、新工場の建設が必要であると判断した。
 また、建設地については、インフラ・立地・労働力・コストの面など、あらゆる側面から総合的に検討した結果、ベトナム ハイフォン市のディンブー工業団地とすることを決定した。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー