北海道工業用ゴム商組 12月に製品説明会を開催

2011年11月15日

ゴムタイムス社

 北海道工業用ゴム製品卸商業組合(中谷義夫理事長・北海道バンドー㈱社長)は先の全国ゴム商組連合会で北海道地区の市況について「道内全体の景気は東日本大震災以降、観光客の大幅な減少や個人消費の低迷、公共投資の削減により低調に推移しているが、一部住宅投資等での持ち直しの動きもみられる。生産活動においては,製紙・石油製品・食料品における代替生産を中心とした稼働率のアップ、自動車メーカーの生産回復に伴う鉄鋼生産の回復などの上昇の動きが見られるものの、代替生産の一服や円高の進行により先行き不透明な状況にある。このような環境において、ゴム製品の販売は依然低調に推移しており、当面は現状のまま推移するものと思われる」と報告した。 北海道経済産業局がこのほどまとめた平成23年9月の鉱工業生産は、前月比1・8%減と2か月連続の低下、前年同月比は1・1%減と3か月振りの低下となった。鉄鋼、電気機械工業は円高の影響はあるものの、震災による生産減の反動などから比較的好調を維持した。

 北海道ゴム商組では10月25日に「北海道新幹線、札幌延伸で夢広がる」(講師=札幌商工会議所 佐々木敬仁氏)をテーマとした商工合同研修会を開催した。

 また、12月3日には「油圧ホースの基礎知識と応用」、「改正省エネ法の概要」を演目に若手社員を対象とした製品説明会を開催する計画。

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